大規模改修 RC編~計画段階からの注意、改修のタイミング~|株式会社フォルマ 代表取締役 石黒 允侑子

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大規模改修 RC編~計画段階からの注意、改修のタイミング~

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その他識者 株式会社フォルマ 代表取締役 石黒 允侑子

建築業に35年ほどかかわってまいりました。オーナー様が最初から知っていれば、良かったことや、どう対処したら適切かなど、経験から少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。

 法定耐用年数が木造の2倍以上、(鉄骨は木造の1.5倍)の鉄筋コンクリート造ですが、街なかを歩くと『ざんねん』な状態になっている建物も多くあります。
 今回、計画段階から注意しておくことや、どのタイミングでどの工事を行うかなどをアドバイスします。

弱いところが基準です。

 
山登りやマラソンと同じで、一番体力のないところが改修する場合の基準となります。


 
 外壁には外壁材・コーキング・金物・笠木や手摺・庇・軒天など、様々なものが取り付けられています。

 外壁材の比較で(石⇒タイル⇒塗装)、金物(ステンレス⇒アルミ⇒メッキ処理済み鉄⇒ペンキ塗りの鉄)、庇(ステンレス⇒アルミ⇒ガルバリウム)、軒天(アルミ⇒ケイカル等に塗装、モルタルに塗装)いずれも左側の仕上げが右側より、長寿命な仕上げとなります。


また、最近ではコーキングで、50年もつものも発売されました。

 残念なのは、外壁をタイル仕上げでお金をかけているのに、出窓をモルタル+塗装のため、早めに劣化してしまっている。

同じく笠木をモルタル仕上にしてしまっているため、クラックが入ってしまっているなど、メンテサイクルが予定より短かくなっているケースです。

 また、樋の金物やフードが、ステンレス製でなくメッキ塗装だったため、外壁を錆で汚してしまい古びた感じになっていたり、設計士さんが好む鉄製の手すりから錆が出てきているなど、竣工後の『想定外の状態』となっている事があります。


 こうしたことを極力起こらないように考えておくのと同時に、なるべく足場をかけなくても何とかできるようにしておきましょう。

たとえば、サッシュは引違にしておけば、窓廻りのコーキングが内部から可能になります。又、エアコンの配管の穴のコーキングはバルコニーから出来るようにしておく等があげられます。

 屋上防水のもちは、アスファルトの上シンダーコン⇒アスファルト系⇒シート防水⇒塗布防水となります。この部分は2~3倍の持ちの違いが有りますので、計画時には留意ください。

 バルコニーで足場なしではメンテができないようなものは、設計の段階から極力作らないことをお勧めします。
 

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更新日:2017年10月21日 (公開日:2016年5月6日)

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