弁護士直伝 その5 「家賃回収と差押えのコツ」~家賃を滞納した入居者への対処

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弁護士直伝 その5 「家賃回収と差押えのコツ」~家賃を滞納した入居者への対処

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弁護士 高砂 健太郎

大阪の弁護士、高砂健太郎です。事務所は不動産分野、企業法務、相続を重点的に取り扱っています。実際の弁護士業務を踏まえて感じる、「本当に役立つ」情報をお伝えします。

大家さんの心情を踏まえて、
「わざわざ弁護士を使わなくてもできる」
家賃滞納対策を6回シリーズでお伝えしています。

5回目は、裁判が終わった後も
判決通りの支払いをしない入居者に対する次の手段、
「差押え」のコツについてです。

差押えの非常時に備えて
大家さんが普段から実践できる習慣など、
ぜひご一読ください!

勝訴判決でも支払われない滞納家賃

やっと裁判に勝って判決をもらったその後、
相手の入居者が判決通りに返済してくれれば問題はありません。

しかし、判決があるのにまだ支払ってくれない場合、
家賃を回収するためにはどんな方法があるかご存知でしょうか。

勝訴判決が下りても支払いがない場合は「強制執行」、
いわゆる「差押え」の手続きを取る必要があります。

では、強制執行の手続きを取れば絶対回収できるのかと言いますと、
残念ながら、差押えがうまくいかない場合、
いわゆる「空振り」に終わることも少なくありません。

そこで、差押えを成功に導くために
普段から備えておけること等をお伝えしたいと思います。
 

差し押さえるべきは 預金か、給与か

強制執行の場合、
まず何を差し押さえるのか、対象となるものを選択します。

費用や手続きの煩雑さを考えると、
自動車やその他の動産よりも、
「給料」か「預金」が対象になるケースが多いです。

「では裁判所に『預金』を差し押さえてくれ、と頼めばいいの?」
と思われる方も少なくないようですが、
「給料」なら勤務先、「預金」なら金融機関名と支店を特定する必要があり、
これらの情報を把握しているかどうかが鍵となります、

(よく聞かれるのですが、預金は口座番号まで特定する必要はありません。)

もちろん、こんな個人情報を誰かが簡単に教えてくれるものではありませんから、
申立人、つまりここでは大家さんご自身が、
普段から情報を把握している必要があります。
つまり、強制執行を成功させるためには、
家賃滞納の問題が起こる前から
このような事態に備えて情報収集をしておく必要がある、
ということなのです。

 

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更新日:2016年6月25日 (公開日:2016年6月28日)

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