【第7回】はじめての賃貸経営~無断転貸はトラブルのもと|エジソン法律事務所 大達 一賢

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【第7回】はじめての賃貸経営~無断転貸はトラブルのもと

エジソン法律事務所 大達 一賢

相続や不動産案件、離婚、交通事故等個人の方から企業法務も含め、幅広い案件を専門家としての知識と経験を生かして取り扱っています。依頼者目線で正当かつ最大限の利益を実現すべく、慎重かつ柔軟に考え、日々業務に取り組んでいます。

 前回、Fさんが引っ越ししてしまった後、新たに入居者としてJさんが入ってきました。
 しかし、このJさんがまたまたXさんにトラブルをもたらすのです…!

無断転貸が発覚!

 前回、Fさんが引っ越ししてしまった後、新たに入居者としてJさんが入ってきました。
 Jさんは20代後半と若いこともあり、60代となったXさんとしては、どのように接すればいいか少々不安なところもあります。

 また、Jさんは外資系の商社に勤めているため、年に数回、海外出張に行くことがあり、その間はアパートを留守にしていました。
 
 そんなJさんがXさんのアパートに入居してから1年近くが経ったある日、Xさんは、海外出張中のはずのJさんの部屋に入っていく人がいることに気づき、声をかけました。

 Xさんは不審に思ってその人に声をかけると、その人はJさんの友人のKであり、Jが海外出張に行っている間、Jから1日2000円で借りている、ということでした。

 Xさんは、部屋を無断で他人に住まわせていることにいささか不信感は抱いたものの、Jさんは毎月賃料をXさんの口座に振り込んでいたこともあり、「Jさんは忙しそうだし、それなら仕方ないかな…」と思って最初は許していました。

 しかし、1ヶ月経ってもJさんが戻ってこないため、Kさんによくよく話を聞いてみると、実はJさんとKさんはほとんど会ったこともなく、Jさんがインターネットで住む人を募集してKさんが申し込んだということや、Jさんは今月から海外の支社への転勤が決まり、もうこの家には数年は帰ってこないこと、また、1日2000円ではなく月12万円での転貸であることが分かりました。他方、Jさんの支払う家賃は10万円と、Jさんは月額2万円の利ザヤを得ているということまでも。

そのため、Xさんは、Jさんに対して賃貸借契約の解除を、Kさんに対してはアパートからの立ち退きを求めました。
しかし、JさんやKさんとしては、家賃を毎月しっかりと払っており、無断転貸以外に特にトラブルを起こしているわけでもないため、解除や立ち退きには応じられないとの一点張り。
 
 普段は温厚でハチも殺せないと評判のXさんですが、苦労して建てたアパートを好きにされてたまるか!と、顧問の大達弁護士に相談しました。
 

更新日:2016年12月8日 (公開日:2017年6月28日)

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