<こんな時どうする>アパートを建て替えたい~大家側からの更新拒絶は原則できない~|弁護士法人ITJ法律事務所 笠間 健太郎

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<こんな時どうする>アパートを建て替えたい~大家側からの更新拒絶は原則できない~

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弁護士 弁護士法人ITJ法律事務所 笠間 健太郎

こんにちは。弁護士の笠間健太郎です。 私は不動産オーナーの顧問業務を中心に、相続、不動産売買などを取り扱っております。 些細なことでも大きな問題になる前に弁護士に相談してほしい、ということをお伝えできればと思います。

こんにちは。
今回は明渡請求の事例についてお話したいと思います。
不動産経営をしていると、経営の都合上この建物を壊して新しいものを建てたいなとか、古くなってきたから建て替えないとなど入居者の方々に退去をしてもらわないとならないというシーンが出てくると思います。
次の更新はしたくないな、と思っても賃貸人からの更新拒絶というのはできるものなのでしょうか?
実際の事例を織り交ぜながら解説したいと思います。

相談者Aさんの例

Aさんは、都内に8室程度のアパートを数軒経営してらっしゃるオーナーさんです。

今回のご相談はその中の1棟についてです。

アパートの概要

・木造、築40年以上経過

・現在6室入居中

・全室普通賃貸借契約で2年更新

・家賃は管理会社経由で支払い

建物が古くなってきたため、細かい修繕が相次ぐようになり、Aさんはそろそろ建て替えて、きれいにして少し家賃を上げたいな〜と常々考えていました。

40年前に建てた頃とは、近隣の状況も当然変わっており、現在では人気の土地になりはじめていました。

そして、ちょうどこの3月で入室6件中の3件が更新をしない、または、退去したいという申し出があります。さて、Aさんは今がチャンスと思い、新規の募集はせずに建て替えをしようと決心しました。

Aさんがとった行動は?

では、ここでまずAさんが何をしたかを紹介しましょう。アパート経営を初めて40年以上が経過していますが、これまでに立退きということをしてもらったことがありません。

とりあえず、自分で入居者の方へコンタクトを取ってみました。

手紙に書いた内容は、老朽化のために建て替えをしたいので次回更新はなしにしたいという主旨です。

3室の入居者の方は、わりと更新をしたばかりで次回の更新までは皆さん1年程度残っていました。

まずは、1部屋の方から返事がきて、自分も次回更新はする予定がなかったのでかまわないという内容。残り2部屋の方からは、とくに音沙汰がありません。

何か気を悪くしたのではないかと心配するAさん。再度連絡をとってみると、残りの2部屋の方からの返事は以下のようなものでした。

Bさん:申し出は理解するが、行くところがない。それに引越し費用や新しい部屋の初期費用は払えない。

Cさん:出ていくのはいいが、そちらの都合なんだから立退き料払ってくれるんですよね?

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更新日:2017年10月19日 (公開日:2017年1月18日)

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