空想戸建て賃貸住宅 その2 素人大家のひとりごとVol.2 ちょっと道草⑥|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

×
←賃貸経営博士
賃貸経営博士コラム土地活用のコラム > 空想戸建て賃貸住宅 その2 素人大家のひとりごとVol.2 ちょっと道草⑥

空想戸建て賃貸住宅 その2 素人大家のひとりごとVol.2 ちょっと道草⑥

僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

第6回 今までは多くの人が病院や緩和ケア施設で最後の時を過ごすことがふつうでしたが、社会保障政策の一環で、在宅医療の体制が整ってきたので、「住んでいるところで最後を迎えたいという希望や、家族の負担を減らせる」戸建て賃貸住宅のありかたはないでしょうか?

在宅看取り可能な二世帯同居型戸建て賃貸住宅

 高齢社会が到来し、一生の最後をどこで迎えるかは大きな社会問題・経済問題になっています。その中で、昨今、在宅医療が注目され、介護保険とマッチアップした体制が各自治体で進みつつあるようです。

長い前置き

 私事ですが、私も昨秋、岳父83歳を見送りました。

 岳父は14年前に配偶者に先立たれ、西日本の小さな町で一人暮らしでした。独居老人とはいえ、地方にはまだ比較的残っていると感じる「地縁・血縁」のお蔭でそれなりにのんびり余生を過ごしていました。(ちなみに、2男1女はみな早くから、都会に出てしまっています)

 一昨年の秋に、癌のステージⅣであることが発覚します。本人と家族(実子)に告知がされ、今後の治療や生活の方針について家族会議が開かれました。

 岳父の希望は、「積極的治療は選択せず、今の生活を続けて、なるべく自然に最後の時を迎えたい」ということで、実子3人も了解し、在宅生活を続けることになりました。

 そのなかで主要な役割を果たすことになったのが、実の娘である私の配偶者でした。

 ただ、岳父は西日本、私たち家族は首都圏に住居があります。岳父のところに行くだけでも半日以上の移動時間がかかりますし、移動のための交通費もかなりの負担になることは否めません。(最終的には交通費を含めて様々かかった費用はきょうだい3人で頭割りした)

 岳父はその後ちょうど1年間自宅で過ごし、幸運にも自宅でそのまま息を引き取りました。まさに、家族の援助を必要に応じて受けながら、自力で最後の時を過ごしたのです。数々の幸運に恵まれていたことは事実ですが、家族としては、(ターミナルケアがどうなるかは病態しだいだけれど)「在宅看取りでよかった」というのが実感です。

 実際に岳父は、最後まで意識はしっかりしていて、告知の時に医師から告げられた予想の余命よりはるかに長い時間を過ごしてから旅立っていきました。早くからの入院治療を余儀なくされていたら、家族がそこに通うのも最後を看取ることも、在宅よりずいぶん負担感があったのではないかと思います。

 やはり、身近に家族がいるといないとでは「何かが違う」のではないでしょうか。

更新日:2017年4月25日 (公開日:2017年6月26日)

僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)の記事

土地活用の記事

土地活用の新着記事

土地活用の人気記事

すべての記事

こんな記事も読まれています

こんな記事も読まれています

新着!大家さんのお悩み相談

こんな記事も読まれています

こんな記事も読まれています

新着!大家さんのつぶやき

新着!大家さんのお悩み相談

あなたにおすすめの収益物件

大家さん・投資家さんのためのセミナー・勉強会・相談会

お名前*
メール*
住所*
※お試し無料購読は1年に1冊の配送となります。
(何月号が届くかは指定できません)

PAGE TOP