老朽化による立退きに応じない入居者の対応 -賃貸経営読んで得する為になる【勉強しよう】--賃貸経営博士-

×
不動産投資
専門家に相談
その道のプロ
交流する
月刊誌
←賃貸経営博士
賃貸経営博士 > 滞納 退去 > 【web版】勉強しよう > 老朽化による立退きに応じない入居者の対応 -賃貸経営読んで得する為になる【勉強しよう】-
勉強しよう

老朽化による立退きに応じない入居者の対応

  築45年の木造アパートの入居者と建て替えによる立退き交渉をしていますが応じてくれません。
 現在、床が抜けそうな状態ですが、入居者は普通に生活しています。もし、床が抜けて怪我した場合は大家の責任になるでしょうか?
シェア
ツイート
LINEで送る

 建物の所有者は、その建物の瑕疵に基づいて、居住者(あるいは第三者)が怪我を負ったような場合には、民法717条で賠償責任を負います。この責任は無過失責任であり、かなり厳しい責任です。

 有名な裁判例では、阪神大震災で、地震が引き金となって倒壊したマンションで賃借人が死亡した事案で、家主さんに億単位の賠償を命じたものがあります(平成11年9月20日神戸地裁)。まさに家主さんにとっては踏んだり蹴ったりです。

 このご質問でも、危険だから立て替えようとしているのに、言う事を聞かなかったのは賃借人であるのに、家主さんが賠償に応じなければならないのか、と疑問は沸きます。

2.管理会社が未だ破産手続開始決定を受けてない場合

 上記の裁判例でも、賠償責任は認めたものの、賠償額の算定にあたっては、阪神大震災という未曾有の大災害が引き金になったことが考慮され、損害額は3分の1程度に減額されました。本件でも、危険を承知で協力しなかった賃借人の落ち度は充分斟酌されることとは思います。

 しかし、責任の重さや、何にしても人に被害が起きてからでは寝覚めもよくありません。早くに立ち退かせて改修工事ができるように手を打つのが一番です。

  
 老朽化による立退きの手順とポイントは? →
弁護士法人淡路町ドリーム
弁護士 松江 仁美
東京都千代田区神田淡路町1-2 クリスタルビル4階
TEL 03-3255-1090/FAX 03-5298-6170
シェア
ツイート
LINEで送る
お名前*
メール*
住所*
※お試し無料購読は1年に1冊の配送となります。
(何月号が届くかは指定できません)

新着!大家さんのお悩み相談

あなたにおすすめの収益物件

大家さん・投資家さんのためのセミナー・勉強会・相談会

関連キーワード

⇒ 神経質な経営者の方が成功するって本当?
[特集]
   日本の社長の実態!?社長の性格本性とは…
   40歳でサーフィンを始めた社長の物語!?

PAGE TOP