弁護士直伝 その6 「明渡しの現場から」  ~家賃を滞納した入居者への対処 |高砂 健太郎

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弁護士直伝 その6 「明渡しの現場から」  ~家賃を滞納した入居者への対処

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弁護士 高砂 健太郎

大阪の弁護士、高砂健太郎です。事務所は不動産分野、企業法務、相続を重点的に取り扱っています。実際の弁護士業務を踏まえて感じる、「本当に役立つ」情報をお伝えします。

大家さんの心情を踏まえて、
「わざわざ弁護士を使わなくてもできる」
家賃滞納対策を6回シリーズでお伝えしています。

いよいよ最終回、
立退きを求める明渡の現場では
何が行われるのか。
数多くの現場を見てきた弁護士が、
リアルな現場をお伝えします。

裁判所は、入居者を退去させてくれるのか?」

 
今回は、明渡しを求める勝訴判決を得たのに、
裁判所の言う通りに出て行ってくれないケースの対処法です。
 
判決があるにも関わらず相手が出て行かない場合は、
建物明渡の強制執行申立てをしなければ
退去させることはできません。

 
申立のための書類や書式等は、
いつものように、裁判所のHP等から探してもらえれば結構。
 
実際に申立てをした後、
どんな風に執行が行われるか、
現場の様子をちょっとお話ししてみたいと思います。
 

いざ執行! ―― 合鍵がない時、どうやって家に入るか?

 
明渡執行を申し立てると、
申立人(ここでは大家さん)は、
執行官(裁判所の方です)と一緒に、
「明渡しの催告」をするために、
アポなしで入居者さんの家に行くことになります。

 
入居者さんがたまたまその場に居合わせることもありますが、
留守の場合も想定しなければなりません。
合鍵を持っていればよいのですが、持っていない場合は、
鍵屋さんを手配します。

 
実際に鍵屋さんに同行してもらうと、
「本当は鍵持っていたんでしょ?」と思うほど、
スムーズに開錠してくれます。
見ているこちらが怖くなるくらいです。
 
開錠されると、執行官は、
「断行日 ●月●日までに退去すること」
と記載された催告文を部屋の中に貼ります
(部屋の外はさすがにプライバシー侵害)。
そして、鍵屋さんが再び鍵をかけて帰ります。
 
入居者さんは、家に帰ったら
鍵がかかっているのに、部屋の中に催告文がおいてあって、
相当びっくりすると思います。

そのためかどうか、
私の経験上、このあたりで退去される方が多いです。
 

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更新日:2017年12月18日 (公開日:2016年7月1日)

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