nanaco電子マネーによる納税の目的はポイント獲得にあらず。期払い 納税の例月化で平穏な月毎支出を実現。~結果としての節税あれこれ~|Hisashi

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nanaco電子マネーによる納税の目的はポイント獲得にあらず。期払い 納税の例月化で平穏な月毎支出を実現。~結果としての節税あれこれ~

nanaco電子マネーによる納税の目的はポイント獲得にあらず。期払い 納税の例月化で平穏な月毎支出を実現。~結果としての節税あれこれ~

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大家 Hisashi

職域年金受給1年前となり、やっと「少しはラクになるかな」と、一息吐いています。サラリーマン大家→個人事業主→会社設立と、書けば順調に見えるものの、「いつもカツカツ」で生きてきた気がします。これまでの経験を、節税面から振り返ってみようと思います。

 4月から届き始める資産税関連の納通は、国民健康保険、住民税と、東京23区物件の固定資産税が6月に届いて揃うので、年末までの見通しが立ちます。
今回は、第<06>回とも絡め、どんな納税(支払)スケジュールを組むかの実践編です。

<23> やって来ました各種納通

 筆者は、税金、国民年金、健康保険料、公共料金など、年間に200万円ほどを クレカ・チャージ/nanaco による電子マネーで払っていますが、どんな風に支払の計画を立てるのかを述べてみたいと思います。

 その前に、今年の概況です。
 これまでの連載で、昨年(2017)個人所有のワンルーム区分物件を売却したことは何回か触れましたが、その顛末は、

・住民税前年比7.71倍!
・国民健康保険1.53倍!
・両方合わせた増額は14万円余り!

 これに、予め解ってはいたものの、5年前に建てた法人所有物件が新築の税率軽減期間を終わり、そのアップ分が9万円余り。
 他にも、固定資産税の評価替えの年ですから、どうなってるかな? と通知書の封を開けてみたら、軒並み値上がりで、そうした増額分を月辺りに均すと、毎月2万円以上の納税額アップ!

 売却したワンルーム物件は所有期間5年超ですので、譲渡益に対する所得税率は20%。筆者の場合、分離課税で払った額は17万円程ですから、85万円の所得があったことになる。
 で、住民税や健康保険料の計算は、算出根拠がこの85万を基準に導かれますから(さらに所得税では控除された分も、住民税や健保の算出根拠としては繰り入れて計算されます)、逃れようがないのです。

 では、これらの税金をどう払っていくか?


納税カレンダーを作る
 まずやることは、納付通知書にある納期限に従って「何月にいくら払うのか」を把握します。
 筆者の実際を並べてみましょう。四捨五入で千円単位に丸めています。
 なお、本年度(2018. 4~2019. 3)は、4・6・10・3月の月末が週末に当たっており、実際には翌月初が納期限となりますが、一般論化するために、例年の納期限月に合わせています。

・4月末納期限/182,000円
・5月  〃  /    0円
・6月  〃  /216,000円
・7月  〃  /199,000円
・8月  〃  / 43,000円
・9月  〃  /341,000円
・10月  〃  / 43,000円
・11月  〃  /183,000円
・12月  〃  /201,000円
・1月  〃  / 43,000円
・2月  〃  /201,000円
・3月  〃  / 27,000円
  合計      1,679,000円

 これに、公共料金が加わって、年間約200万円の クレカ・チャージ/nanaco電子マネー 払いとなるわけです。


支払の例月化
 ご覧の通り、月毎の支払は、結構凸凹があります。これをクレカ・チャージの nanaco電子マネー 払いにすると、かなり均すことができます。
 第<06>回記事では、どちらかというとクレカに付くポイントのことを書きましたが、実は筆者にとって重要なのは、むしろ年間4期の資産税払いを、クレカの利用によって例月化できることなのです。
 第<11>回で「年収感覚」のことを話題にしましたが、家賃は「月」家賃の名の通り、毎月の定額で入ってくるわけですから、出ていく経費も毎月一定額の方がマネージメントはし易くなります。

 考慮する条件は、

・nanaco 1枚にチャージできるのは、月20万円まで。
・クレカは、毎月15日締め/翌月10日払い(リクルート、セブンカードプラスなど)と、月末締め翌月27日払いがある(YJカードなど)。

の2つです。
 細かい計算(遣り繰り)は省きますが、

・4月/20万円をチャージして税金を払う。(クレカ代金は5月払)
・5月/15万円チャージ(納通が来ないのでまだ払えない)代金支払6月
・6月/15万円チャージ(5月分も使って216,000を払う)7月支払15万
・7月/15万円チャージ(前月までの残と合わせ支払可能)8月支払15万
・8月/15万円チャージ(9月納期限のものを一部早めに払う)支払15万
・9月/20万円チャージ(9月分までを納税完了)10月支払20万
・10月/15万円チャージ(11月納期限のものを一部早めに払う)支払15万
・11月/15万円チャージ(12月納期限のものを一部早めに払う)支払15万
・12月/15万円チャージ(12月分までを納税完了)1月支払15万

という具合に、支払期限の合計額が少ない月に、前倒しして先の分を払うことで、毎月の支払を15~20万円に均すことができるわけです。

 ここでは、上掲の筆者の納通だけで単純化していますが、実際にはこれに、電気・ガスなどの公共料金払いなども加わってくるわけです。
 また、第<14>回でも述べましたが、個人事業は12月〆で決算ですから、可能なら2月納期限の第4期分を12月までに払ってしまうとか、修繕費などの有無によっては「敢えて」2月に年度を越えて納税させるとかの「微調整(遣り繰り)」も加味していきます。

 セブン・イレブンで12月に払った納通には領収印が押されますから、実際にはそのチャージ額の支払いが翌1月の引き落としだとしても、会計帳簿上は支払済み(=経費算入)になります。


 ここまでで述べてきた作業は、賃貸管理委託料、建物管理費、修繕積立金などと並んで、税金をも固定費化、言わば税金を含めた経費の見える化です。
 手を付けてはいけない額、自由に使える額、増えていく手元資金など、実感を伴う遣り繰りなので、読者の皆さんも試しに計算してみて下さい。

 なお、上記で触れた、

> 本年度は、4・6・10・3月の月末が週末に当たっており、

の部分は、家計簿的な遣り繰り感としては、とてもありがたいノウハウというか、テクニックになります。

 例えば筆者の場合、3月に上述の分離課税17万円を払って手元にお金がありません。
 そこへ、4月になると資産税の納通が届きます。で、通常であれば4月末納期限の第1期分は、今年(2018年)の場合04/30が「昭和の日」の振替休日となり、納期限が05/01になるのです。
 すると、4月にチャージした費用は、一般的には5月の引き落とし日に払うわけですが、

・敢えて05/01にチャージして、その日に電子マネーで税金を払う。

ことにすれば、ちゃんと納期限を守って納税し、そのチャージ分の支払は現実には6月に延ばせるわけです。
 その時々の懐具合、急な出費があったりと、日々の収支は流動的なものですが、こうした納税見込みを立てておくと、慌てずに済みます。
 筆者は、6月になると、こうした翌年3月までの納税見通しを実際にパソコンに入力します。
 お蔭で、巷でよく言われるところの「クレカだとつい買い物をしすぎる」といった、後になっての困りごととは無縁です。
 クレカの利用とは、日常の支払を平穏に済ませるための「仕組み」であり、上述したように、付与されるポイントはあくまで結果としての余録なのです。

更新日:2018年10月16日 (公開日:2018年7月17日)

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