

サラリーマン大家が考える少子高齢化と
一極集中する賃貸市場への考え方

私は2年くらい前に物件を買ったのがはじまりですね。節税や老後の蓄え、あとは現状の副収入を期待してはじめました。
あとは、将来的に自分で事業を起こしたいと考えているので、その際の事業資金や事業の練習としてやっている側面もありますね。
今はまだ考え中ですが、60~65歳くらいには今の仕事を辞めてはじめたいなと。その時だから、20年後に伸びる事業をやりたいですね。
―― なるほど。ちなみに、今は何棟くらい所有されていますか?今は、新築の一棟アパート(12部屋)と中古の一棟マンション(8部屋)を持っています。
―― その物件は管理会社に管理を委託していますか?
はい、管理は不動産会社に任せています。日常的な対応は自分では時間がなくてできないので。
ただ、新築の方は、年1回程度ですが、中古のアパートの方は家も近いので自分でも1カ月に1回は見に行っています。
どちらの物件も満室なんですけど、中古の方は退居が最近ありまして。あと、修繕がちょこちょこあるのは考え物ですね。
――中古の物件はメンテナンス費用がたしかにかかりますね。ちなみに、将来的には売却することも考えていますか?もちろんです。最終的な売却も検討しています。あと、今後の購入なども考えていますよ。
―― 最後に、今後の不動産市況についてどのように考えていますか?
既に明らかな話ですが、『高齢化』と『人口の多い地域への需要の一極集中』を念頭に置いて、東京はもちろん、人口が増加するであろうエリアをターゲットに展開していくべきだと考えています。
そのために、総務省が出している予測情報なども見ながら次の展開を考え、並行して、古い物件を再生して高齢者向けの賃貸住宅として貸し出すなどを考えています。
本日は色々とお話を聞かせていただきありがとうございました!Sさんの20年後の事業を楽しみにしています!