成功者の『生き残る経営哲学』
1958年に生まれ、19歳で経営者になることを目指し美容業界へ。30歳で独立してアメリカでの視察にて経営のヒントを得て日本に帰国後、 大型店舗展開という業務改革を経て40歳を迎える頃には経営を軌道に乗せて、現在は日本全国に230店舗を展開しフランチャイズオーナーは93名、 総従業員数が2700名になる。経営者として『100名の経営者をつくること』を目標に掲げる。
【HAIR & MAKE EARTHの紹介】
非日常的空間、最新のヘアースタイル、オーガニック、リラクゼーション、サービスなどにこだわり、 全国に約230店舗以上のサロンをオープンしてきました。28年目を迎える当社は、HAIR & MAKE EARTHのブランド展開だけではなく、より一層のサービスと技術をお客様にご提供できるよう、美と健康をコンセプトにトータルビューティサロンの展開を行って参ります。
「これからの時代、AI技術の導入で淘汰されていく業種もあるとは聞いていますが、僕ら美容師の仕事は、AIやロボットではできない分野に入るはずです。
美容師はこれから先も生き残っていける職業です。これまで厳しい業界だと言われてきましたが、AIという存在が世間をにぎわせている今の時代だからこそ、僕らもその存在価値を再認識させられています。
それは技術的な話だけではありません。美容師は技術職でありながら、同時に接客業でもあるので、お客さんとの会話の中で多くの情報を得て、提供することができます。また、お客さんに仕上がりを気に入ってもらえれば喜んでもらえる。ヘアスタイル一つで人生が変えられる可能性を僕ら美容師はもっているんです。
本当に代わりがいない仕事として、僕らも誇りをもっています」


「僕がこれまで見てきた中では、10人くらいですかね、フランチャイズオーナーになって辞めていったケースは。彼らは経営者になったが故に、辞めるという選択をするに至りました。
語弊があるかもしれないですが、経営者って自由じゃないですか。経営者になれば、もう上司はいないわけですし。そうなると、自分の考えが出てきたり、せっかく頑張ってフランチャイズのオーナーになったのに、お金を手に入れたがために、考え方が昔の自分に戻ってしまう人もいるんですよね」
「美容師になる人だけではないんですが、サボり癖がある人が多いんじゃないですかね(笑)朝1番に出社していた人が、経営者になった途端、2番になり、3番になり、それがお昼になり、しまいには店に来なくなるなんてこともありますからね。
原因としては、経営者が監視されない環境であることは大きいですよね。特にうちは若くして経営者になることが多いですからね」
















