地底を流れる川 |株式会社FGH 執行役員 中村彰男

×
←不動産賃貸経営博士
不動産賃貸経営博士 > コラム >空室対策 > 将来水没してしまいそうなエリア 東京という都市はどこまで縮小していくか ⑤

将来水没してしまいそうなエリア 東京という都市はどこまで縮小していくか ⑤

シェア
ツイート
LINEで送る

その他識者 株式会社FGH 執行役員 中村彰男

やや偏屈なところも、つむじの曲がったところもありますが、情報量に関してはそこそこの自負がございますので、私のコラムからは、不動産投資について、何らかのヒントを拾っていただけるのではないかと思っております。

地底を流れる川

山の手、とはよく言ったもので、下町とは反対側の東京は、丘陵の連なりからなっています。
 
この丘陵の裾野を這うように、かつてはたくさんの川が流れており、かなりな高低差を流れ下ってくる急流を特徴とし、大雨のたびに氾濫水害に脅えなければならなかったものです。
 
古くからの街道は、東海道という例外はあるものの、ほとんどが丘陵の尾根筋沿いに発達したものです。
 
わが街経堂にしても、街の骨格は、北沢川と烏山川という、今では暗渠化された2本の川に挟まれた尾根を通っていた旧街道の滝坂道でした。
 
ためしに調べてみたら、街道と2本の川との標高差は6mもあって、古人の知恵というか、古くから人が住んでいたところにはちゃんと理由があるのね、と改めて感心した次第です。
 
裏を返せば、よほどの必要に迫られなければ、人は川の近くには住まなかった、これは大事なポイントです。
 
東京の区部では、多くの川が暗渠になってしまったので、もともとはどこに川が流れていたかなんて気にする機会もないでしょうが、暗渠になったからといって、水害と縁が切れたと安心するのは早計だと思います。
 
東京の下水道は、近年のような短時間の集中豪雨に耐えられるようには設計されていません。
 
東京都建設局のHPには、過去の水害記録のページがありますので、ぜひごらんになってみてください。
 
暗渠化された川の流域でも、かなりな被害が出ていることが分かるはずです。
 
都市が縮小していくとすれば、安全でないところから安全なところへ、そして、不便なところから便利なところへと向かっていくことになるでしょう。
 

公開日:2016年11月30日

シェア
ツイート
LINEで送る

こんな記事も読まれています

こんな記事も読まれています

株式会社FGH 執行役員 中村彰男の記事

空室対策の記事

すべての記事

新着記事

新着!大家さんのお悩み相談

あなたにおすすめの収益物件

大家さん・投資家さんのためのセミナー・勉強会・相談会

特集一覧





[特集]
不動産賃貸経営体験談を大家さんに語ってもらいました
ハワイでセミリタイア 別荘を手に入れる方法
経営者・成功者が語る ~経営者取材対談~
大家さんが注意すべき設備故障の対処法について設備メーカーが解説!

認知症対策として注目されている『家族信託』の仕組みとは?

サラリーマン大家さんの確定申告!アパート経営者なら知っておくべき白色申告と青色申告の違いって?

実質0円で家賃管理!家賃の集金管理、家賃保証・孤独死保険、入居者募集の3つのサービスでオーナー様の賃貸経営の悩みを解決する『家主ダイレクト』

コラム特集

   [PR] ベテラン大家が選ぶ、賃貸管理会社とは?

PAGE TOP