思うところ13.「歩く」 ~地元密着の不動産会社は、「歩く」ことも大切な仕事です。~|オフィスランディック株式会社 代表取締役 齋藤裕

×
←不動産賃貸経営博士
>
>
>
思うところ13.「歩く」 ~地元密着の不動産会社は、「歩く」ことも大切な仕事です。~

思うところ13.「歩く」 ~地元密着の不動産会社は、「歩く」ことも大切な仕事です。~

いいね・コインとは?
気になった数
シェア
ツイート
LINEで送る

不動産会社 オフィスランディック株式会社 代表取締役 齋藤裕

スタッフが 30 分以内に急行できるエリアを重視する地域密着型の不動産会社代表。営業エ リアの絞り込みは、良質なサービスを提供する為の「選択と集中」であり、建築業界で言う ところの「多能工」を自負する。

当社は地域密着型の営業方針である。よって、地域の微妙な変化も見逃さぬよう「歩く」ことを心掛けている。傍から見ると「ぶらぶら」さぼっているように見えるかもしれない。(余談であるが、「銀ブラ」は「銀座でぶらぶら」が短縮された言葉ではなく、「銀座でブラジルコーヒー」が語源らしい。)さて、いつもは阿弥陀くじのようにできる限り細街路を歩くのだが、本日は「東京」駅から当社所在地の「茅場町」まで幹線道路を歩く。
「街」も「歴史」も頭の中に縦軸・横軸を描いて一歩引いて斜めに眺めてみるくらいが面白い。

思うところ13.「歩く」

当社は地域密着型の営業方針である。よって、地域の微妙な変化も見逃さぬよう「歩く」ことを心掛けている。傍から見ると「ぶらぶら」さぼっているように見えるかもしれない。(余談であるが、「銀ブラ」は「銀座でぶらぶら」が短縮された言葉ではなく、「銀座でブラジルコーヒー」が語源らしい。)さて、いつもは阿弥陀くじのようにできる限り細街路を歩くのだが、本日は「東京」駅から当社所在地の「茅場町」まで幹線道路を歩く。
「街」も「歴史」も頭の中に縦軸・横軸を描いて一歩引いて斜めに眺めてみるくらいが面白い。

東京駅中央口を出るとそこは「八重洲」である。因みに「八重洲」と聞いて「八つの洲」をイメージする人が多いが、事実は異なり徳川家康に仕えたオランダの航海士「ヤン・ヨーステン」の屋敷があったことに由来する。日本名の「耶楊子(やようす)」が「八代洲」、「八重洲」と変化していったようだ。意外にも水際の「洲」は関係ない。その「八重洲通り」を通らず、「外堀通り」を少し北上して「永代通り」に入る。

「永代通り」に入って1分も歩けば、住居表示は「日本橋」となる。すると「中央通り」との交差点(日本橋交差点)に三井不動産が手掛けた地上20階建(地下4階付)延床約3万坪の「コレド日本橋」と住友不動産が手掛けた地上35階建(地下4階付)延床約4万坪の「東京日本橋タワー」、2棟の超高層ビルが「永代通り」を挟んで聳え立っているのが見えてくる。まるで三井・住友の両財閥が威信を掛けて睨みあっているかのようだ。
どちらのビルも日本橋(駅直結)のランドマークと言って良い。

その日本橋交差点を右手(「高島屋」方向)に曲がれば、やがて「銀座」に辿り着くが徒歩圏とは言い難い。
ところで、その「銀座」だが、1800年(寛政12年)の年の瀬には、「銀座」は今の銀座になく、「蛎殻町(現在の人形町)」に移転していた。というよりも相次ぐ不祥事(上納銀滞納)で「飛ばされた」ことになっている。(真実は、銀貨鋳造事業を世襲制の請負業から幕府直轄にする為の構造改革の一環だったのではないだろうか。まさに「寛政の改革」の頃にあたる。人が「飛ばされる」のなら分かるが中枢機関を「飛ばす」のは疑問が残る。)


話が横道に逸れたが「永代通り」を真っ直ぐに進む。「昭和通り」の先の首都高速の高架を潜って左手約200m先に「みずほ銀行 兜町支店」がある。この場所こそが日本の銀行発祥の地であり、明治6年に「日本資本主義の父」とも称される渋沢栄一翁によって「第一国立銀行」が設立された。文明開化を象徴する和洋折衷のモダンな建物(棟梁:二代清水喜助)だったという。少し不便なところだが歴史の重みが移転を許さないのだろう。その先には、「東京証券取引所」がある。「兜町」が「日本経済の中心」と言われる所以である。

更に直進してその先の「平成通り」との交差点は「茅場町交差点」、当社の所在地は、更にその先の「新大橋通り」と交差する「茅場町一丁目交差点」である。(少し紛らわしい。)「茅場町一丁目」の交差点には、昼食で良くお世話になる老舗のお蕎麦屋さん「長寿庵」があり、その「長寿ビル」から横断歩道を渡ったところに三菱東京UFJ銀行のATMが入っているビルがある。そのビル(山本ビル)の7階が当社の事務所だ。山本ビルの先代(オーナー)は、戦後直後はこの場所から八重洲まで焼け野原で眺望を阻害するものは何もなかったと言っていたそうだ。今の我々には想像もつかない。

東京駅からあれこれ考えながら歩くこと約15分。信号待ちをしながら、当社のある山本ビル7階を見上げると事務所に明かりが灯っていない。社長の一番出社に一抹の寂しさを感じるが「いざ、仕事!」である。


さて、今回の記事は、最後まで「思うところ」を語らず、当社への「道案内」みたいなものになってしまった。それでも「中央区」に少しでも興味を持って頂けたのならば幸いに思う。

更新日:2018年10月17日 (公開日:2018年3月13日)

いいね・コインとは?
気になった数
シェア
ツイート
LINEで送る

こんな記事も読まれています

こんな記事も読まれています

オフィスランディック株式会社 代表取締役 齋藤裕の記事

購入の記事

すべての記事

新着!大家さんのお悩み相談

あなたにおすすめの収益物件

大家さん・投資家さんのためのセミナー・勉強会・相談会

特集一覧

[特集]
不動産賃貸経営体験談を大家さんに語ってもらいました
ハワイでセミリタイア 別荘を手に入れる方法
経営者・成功者が語る ~経営者取材対談~

コラム特集

   [PR] ベテラン大家が選ぶ、賃貸管理会社とは?

×

PAGE TOP