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銀行の貸出金利は、さほど上がらない

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大家 桔梗ヒルズ

元メガバンク勤務の大家です。アパートローンの提案と審査担当を29年やってきました。大家の皆様にお役に立てる情報と私の大家経験(殆ど、しくじりばかり)を披露します。

2022年12月に日銀が10年物国債の金利を実質0.25%上昇させました。それに伴い銀行の貸出金利も固定金利は若干上昇しました。今後も上昇するのか不安な方もいると思いますが、私はそれ程極端には上昇しないと思っています。

日本の金利が上がらない訳

日本の金利が上がらない理由は、日本が借金大国であることが大きな理由です。
1.2022年末の日本の国債残高は1,000兆円を突破しました。この国債の利率が仮に1%上昇した場合の支払利息は年間10兆円増加します。国の財政予算110兆円なのに、10兆円も増加して払える訳がない。防衛費5.4兆円を上回る金額なのです。
2.よって、日銀が一生懸命に金利を低め誘導するために、お金をジャブジャブに市場に出して、国債を買い入れているのです。所謂、金融緩和ってやつです。
 

銀行の貸出金利はどうなる?

1.市場に連動している金利はある程度上昇します。10年物国債が0.25%上昇しているので、それに連動して上昇はしています。固定金利やTIBORを使っている貸出はそれに連動して上昇しています。

2.短期プライムレートをベースとしている変動金利は「マイナス金利」から「ゼロ金利」に政策が変わっても、変化は無いと予想されます。理由は「マイナス金利」導入時に銀行は変動金利を引き下げていないからです。もし、「マイナス金利」から「ゼロ金利」に戻す際に変動金利を引き上げした場合、その銀行は「アコギな銀行」か「経営が危ない銀行」です。

3.「今後も上昇し続けるか?」は日銀の金融政策次第です。
ですが、海外の投資家からは「日本は借金が多くて、金利を上げれない国」と認識されています。政府や日銀が大胆なことをやらないうちは、金利の上昇は限定的と思われます。

公開日:2023年2月7日

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