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「そんなことで!?」【大家さんの盲点】デザインをちょっとイジルだけで入居率が上がった事例&失敗した事例

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修理・補修 有限会社岡部塗装店 岡部

老舗塗装店(現在は工務店と同様の仕事も請負う)の7代目です。私自身も、国がスクラップ&ビルドから既存建築ストックの活用(直して使う)に転換を始めた頃に国の求めるビル改修専門家の資格を取得し建物改修に積極的に携わってたので、公共民間を問わず非常に数多くの物件と様々なケースを経験

CASE2 (成功)古いワンルームアパート

築25年ほどのワンルームアパートで立地はよく、間取りや設備も悪くない建物でしたが、退去時の原状回復工事以外は全くメンテナンスを行っていなかったので計画時には、なんと2部屋しか入居がありませんでした。
大家さんに変なこだわりがあり、それが外観を損なっていましたが、塗り替え(大規模修繕)に併せて、それらも撤去し、「上下2色にしたい」という大家さんの希望ではなく、トレンドのデザインを取り入れた配色にし、基本色も流行を取り入れた提案をいたしました。大家さん自身は、ご自身の趣味の色を使いたかったようでしたが、奥様の一言で弊社の提案どおりで施工することとなりました。
結果は、塗装後はじめてのシーズンで1部屋を除いて入居しました。近くに女性が多い企業があるので、女性の入居者が増えたということでした。現在でも高い入居率を維持なさっているようです。

CASE3 (失敗)RC打ち放しのマンション

RC打ち放しで、ハイセンスなマンションであったので、業者として、そのマンションの存在は知っていました。あるとき、知り合いの建築屋から、「雨漏りがあるのだけど、どうしても分からない。」ということで、そのマンションを診てくれとの連絡がありました。
何年かぶりに見たそのマンションは、RC打ち放しではなく単なるクレーで塗られたコンクリート製のマンションとなっていました。塗り替えたのは、その建築屋の関係ではなく、大家さんが直接頼んだ業者だということでした。なんと!入居数は3戸のみ。
目視だけで、おおよその原因は分かりました。塗り替えの時にコンクリート製建物に必要な修繕をしっかりと行っていれば、まず起こらなかったであろう雨漏りで、しっかりと直すには全面足場が必要でした。費用が大きくかかる事をきいた建築屋の社長が「紹介するから大家さんと直接仕事をしてくれ」というので、状態を説明しましたところ、大変驚かれ、とりあえず今の雨漏りだけをどうにかして欲しいというので、今後も同様な雨漏りが各場所で起こる可能性があることを了承いただいた上で、部分的な工事を行いました。足場をかけて再確認したところ、やはり必要な修繕は行われておらず、ただ塗っただけの雑な施工がなされていました。
なお、弊社では、RC打ち放しマンションに色を塗ってしまうような無粋なことはいたしません。RC打ち放しの見た目のままキレイにする工法(打ち放し再生工法)が出来ますし、RC建物の高度な修繕も全て問題なく出来ます。
現在でも、そのマンションは入居者があまりいないようです。

公開日:2018年8月8日

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