「戸建賃貸の投資術番外編 世界の不動産④」やっぱり不動産は管理が重要?エジプト編|株式会社ワンマンバンド 坂田憲一

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「戸建賃貸の投資術番外編 世界の不動産④」やっぱり不動産は管理が重要?エジプト編

「戸建賃貸の投資術番外編 世界の不動産④」やっぱり不動産は管理が重要?エジプト編

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大家 株式会社ワンマンバンド 坂田憲一

ワンマンバンドは「いちサラリーマン大家の片手間の副業」から徐々に段階を経て発展してきました。僭越ですが、その中で得た経験やノウハウなどを書いていこうと思います。これから大家さんを目指す人、大家さんとしてどんどん物件を取得中の人、その中で一攫千金ではなく、着実に(長期で大きく)財産を築いていきたい方々の少しでもお役に立てればと思っています。

エジプトといえば、ピラミッド。5000年前に建てられた人類の歴史的金字塔であるこの建物は、その精密な構造で知られています。
一辺が230メートルもあるのに、各辺の誤差は20センチ程度。角度も信じられないくらい正確だといいます。
5000年後のカイロの街を見渡すと、「明らかにピラミッドより精度の低い」ビルが大量に建築中。そしてその周りには、すでに廃墟と化し、半ばピラミッド化したビルもたくさん建っているのでした。
混沌と喧騒の街カイロの不動産事情

「戸建賃貸の投資術番外編 世界の不動産④」エジプト編


飛行機からカイロの街を見下ろし、ため息が出ました。
 
さすが5000年前にピラミッドを建造した国だ!

 
眼下には数えきれないほどの膨大な数のビルが建っているのですが、それがまさに「地上絵」のように、整然と立ちならんでいる。
  
 
人類3大文明発祥の地エジプトおそるべし。その印象は、ひとたび地上に降りてみると180度ころりと変わってしまったのでした。
 
 



エジプトは中東北アフリカ随一の大国ですが、一人当たりのGDPは主要国の中では最低レベル。
そしてカイロは、その都市圏に1600万人の人々が暮らす、エリア最大の大都会であり、そして、都市としての歴史もエリア最長です。
 


そんな町は、アンマンやエルサレムとは全然違います。
 
飛行機から見下ろした「整然としたビル群」は、地上から見ると全然違う印象を受ける。
 
新しいビルもどんどん建っている一方で、だれも住んでおらず放置されたビルもあちらこちらに見られる。

そして、「管理」という概念がないのでしょう。新築のビル以外は、比較的最近建てられたようなものでもよく見ると、あちらこちらの塗装が剥げていたり、外壁が欠落していたり。
 
砂漠の中の、砂色である建物の色も相まって、カイロの街はまるで「巨大な遺跡」のようでした。

 



 
そんなカイロの不動産価格はというと、

北中近東の主要都市の中では「最も安く」「最も急速に値上がりして」いるといいます。

またNEXT11の一国として、将来性も折り紙付き
 

いろいろと規制はありますが、外国人でも購入は可能です(土地は買えません)。基本的には居住用の不動産に限られ、1軒のみ、また大きさにも制限があります。
 

一方エジプトは(日本人の)旅行者の中では「世界3大ウザイ国」の一つに数えられている名うてのめんどくさい国。もしそういう感じが好きな人なら(僕は結構好きですが)投資先の検討に加えてみるのもいいかもしれません。ただし生半可な覚悟ではうまくいかないと思いますが。
 
 

新築のビルを見ると、その多くのビルで
屋上から鉄筋がニョキニョキ伸びています。

まだ完成していないのかな、と思うと、下のほうの家のベランダには洗濯物が干してあり、植物が結構な勢いで生い茂っていたりします。
 

バングラディシュや、カンボジアでもよくありますが、たいていこちらのビルは「いつでも階を追加できるように」建てられているようです。
「家族が増えたから」とか「ちょっとお金が必要だから」というとき、1階追加すればいいわけです。
 

もともと階数が決まっている区分販売用の建物でも、「完成したところから売り出し、そのお金で上に伸ばす」というのは、バングラなどでもよくある販売方法です。
 


しかし、見た感じですが、カイロの建物は相当適当に作ってあるようです。
 
大体、「建物の屋根」は「屋根」であって、「床」ではない。上に建てます前提の「上の階の床」では雨は防げません。日本では絶対にありえない構造ですね。
 
しかしここはエジプト。雨は全然降らないし、地震も全然ない。
だからその分建築費は異様に安く、そしてまだ土地の価格が比較的低いので、カイロ市内でも相当安く購入することができます(ダウンタウンの中古3ベッドルームで200万円前後)。
 

 

エジプトの歴史の長さは言うまでもありませんが、近代的な大都会としてのカイロの歴史も相当古い。そして「建物の管理」という概念があるのかないのかわからない。
 
ゆえに、カイロでは「ビルの廃墟化」が現実問題となっています。
 
そしてエジプトゆえに、その問題は今のところ放置され、新しいビルがどんどん建ち続けている。
 
ギザのピラミッド(中心地から車で20分程度)の周りにも、かなり住宅街が迫りきていました。
 
あと10年もしたら、街は完全にピラミッドも飲み込み、町全体が広大な遺跡になっているかもしれない、そう思わせるカイロの街の今でした。


不動産以外の旅行の話はこちらに書いています。こちらも是非!
「考える不動産投資」
http://blog.oneman-band.biz/


 
 
 

公開日:2019年7月2日

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