借地人への地代値上げ!地主の交渉から調停や訴訟の流れ-借地借家法に基づく地代増額請求②|櫻田 真也

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借地人への地代値上げ!地主の交渉から調停や訴訟の流れ-借地借家法に基づく地代増額請求②

借地人への地代値上げ!地主の交渉から調停や訴訟の流れ-借地借家法に基づく地代増額請求②

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弁護士 櫻田 真也

私は、常々、弁護士という職責を自覚し、誇りと自信を持ちながら、依頼者の皆様にとって最善の方策を実践できるよう、自らの体を張って日々奮闘し、社会に貢献できる弁護士になりたいと考えています。 皆様の中には、もしかしたら、弁護士に対して「敷居が高い」「相談しにくい」といったイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも、私が代表を務めるレアール法律事務所では、どのようなご相談に対しても、誠心誠意かつ親身な対応をさせていただいております。

皆様,こんにちは。弁護士の櫻田です。
前回に引き続き,地主の皆様向けに,借地借家法に基づく地代増額請求についてお話します。
今回は,具体的な請求方法や,法的な手続などについてご説明します。

借地人に対して地代増額の意思表示をしましょう!

現状の地代が不相当であると判断したら,借地人に対して増額した適正な地代に増額したい旨を伝えましょう。

<請求の内容>

地代増額請求は,法的には形成権と呼ばれるもので,地主の一方的な意思表示により行使することができます。その意思表示が借地人に到達したときから地代増額請求の効果が生じます。

ただし,請求の内容は,可能な限り特定して,借地人に分かりやすいようにすべきです。

最低限,対象土地や契約期間を確認した上で,いつ(●年●月分の地代)から,いくら(●●円に増額した地代の金額)に増額するかは明示すべきです。

また,可能であれば,地代増額の理由も説明した方が,借地人の理解を得やすくなり,その後も問題が生じ難くなるかもしれません。

<請求の方法>

具体的な伝え方については定まった様式はないので,請求の内容がきちんと伝われば口頭でも構わないのですが,おススメはしません。

上記のとおり,地代増額請求が形成権としての性質を有するので,請求の内容をきちんと書面に記して,配達証明付内容証明郵便で通知をするべきでしょう。

地代増額について借地人と協議して合意を得ましょう!

地代増額の意思表示を行った後は,借地人が増額について合意するか否かについて協議することになるでしょう。

借地人としては,通常,増額の経緯や理由を確認したいと考えるはずです。地主としては,資料等を準備して説得的に説明する必要があるでしょう。

ここで,不動産鑑定士による適正な地代鑑定の結果があれば,借地人の合意が得やすくなる可能性が高くなると思います。

しかし,現実問題として,地代増額になれば,借地人側の負担が大きくなり,直ちに合意を得ることは難しいことが多いと思います。

更新日:2018年10月20日 (公開日:2018年1月25日)

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