繁忙期を乗り越える ~次の入居者が気持ち良く使えるように退去の時にどこまで現状回復工事をするか?~|新井 惠

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繁忙期を乗り越える ~次の入居者が気持ち良く使えるように退去の時にどこまで現状回復工事をするか?~

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不動産管理 新井 惠

ビルメンテナンス業から賃貸住宅管理にかかわらせていただいています。不動産管理のなかでも違った視点から、賃貸経営について書かせていただきたいと思います。

主に学生マンションのワンルームを管理しているわが社においては、3月のこれからが一年のうちでもっとも忙しい時期なってきます。新入生の合格発表が始まって、新たに住むところの募集が行われる中で、まだ卒業生が住んでいる状態の中で契約しなければなりません。卒業生は3月の20日までには退去してもらって、次の新入生が引越しをしてくる25日までにはリフォームを含め原状回復工事をして迎え入れる準備をしなければならないのです。

てんてこ舞い

3月から4月にかけて賃貸管理をしている会社はてんてこ舞いです。
てんてことは、神楽などの太鼓の音で、その音に合わせて舞うように忙しく動き回ることから、お客さんが多くて休む暇がない状態で働くということです。
とにかくこの時期は、学生さんの引越しから社会人の転勤などで、賃貸業は一年で最も忙しいのです。
学生専用のマンションなどは、この時期を逃すと一年間空室になってしまうことから、早めの準備と対応をしなければなりません。

働く喜び

私どもは退去立ち会いから次の入居が始まるまで、中5日という期間でリフォームやクリーニングを含め原状回復をします。
大工さんやペンキ屋さんなど、電気工事、水道工事など設備屋さんを確保しておいてあらゆる対応を想定しているのですが、特殊なリフォームがあることがあります。

先日もあったのですが、お風呂場の折り戸が壊れていて、メーカーに問い合わせたところ、その品番は生産中止になっているということでした。
ただ、メーカーの工場で2週間をみてもらえるのなら作ることができるということでしたが、次の入居者の契約日時を調べたら10日後ということで、受注生産してもらうには期日がありません。

メーカーになんとかしてほしいと頼んだところ、もしかしたら問屋さんの倉庫の片隅に在庫としてあるかもしれないという返事でした。
そこで、メーカーの問屋さんの名簿をもらい、社員総出で問屋さんに電話をかけ続けました。

そうしたら、墨田区の問屋の倉庫の棚の奥にその品番の折り戸が一枚あるということが分かったのです。
それも埃をかぶって、ひっそりと陽の目も見ないままあるということでした。

この日のために、君は待っていてくれたのかと、われわれ社員一同は本当に飛び上がらんばかりに喜びあいました。

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公開日:2018年3月1日

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