大家と入居者との関係性~アパート経営は大家さんの考え方が大きく反映される~|新井 惠

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大家と入居者との関係性~アパート経営は大家さんの考え方が大きく反映される~

大家と入居者との関係性~アパート経営は大家さんの考え方が大きく反映される~

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不動産管理 新井 惠

ビルメンテナンス業から賃貸住宅管理にかかわらせていただいています。不動産管理のなかでも違った視点から、賃貸経営について書かせていただきたいと思います。

「大家さんと僕」という矢部太郎さんのマンガ本は、高齢の大家さんとカラテカという漫才師の矢部さんとの交流を描いた本である。ほのぼのとした二人の関係性と、人間として思いやりを持った主人公の優しさなどが感じられる。人と人とが付き合うことで、人生を楽しく有意義に生きることは、大家さんと入居者とはどのような存在であり関係性なのだろうかと考えさせられる本である。

「大家さんと僕」

高齢の大家さんが住む木造の一軒家の二階に引っ越してきた漫才師の矢部太郎と大家さんの関係性が描かれた「大家さんと僕」というマンガ本を読んで、大家さんと入居者との関係はどのようなものなのかと考えてしまいます。

最近は、大家さんの仕事を管理会社に全て任せてしまい、大家さんと入居者の接点はあまり無くなってきてしまいました。

お互いが生活する上で、アパートは入居者にとっては生活の場であり、大家さんにおいては自分の持ち物を貸して収入を得るために、いつまでも収益物件として継続し続けなければならないとしたなら、入居者との関係性をどのように維持するかを考えなければならないのです。

入居者と大家さんの関係性

大家さんが入居者に干渉することは、入居者にとっては負担であることには間違いありません。

この本では、矢部さんが住んでいる大家さんは、雨が降ってきたら矢部さんがベランダに干していた洗濯物をすべて取り込んでくれたりします。

最初は矢部さんも、大家さんから過干渉されることで居心地の悪さを感じています。
しかし、矢部さんの優しい性格が、しだいに大家さんとの関係性が家族と同じような気持ちになって築き上げられていくのです。

このマンガで描かれている矢部さんと大家さんの関係性は特別なものかもしれないのですが、入居者と大家さんとの関係は、入居者にただ部屋を貸すだけではなく、入居者をあたたかく見守るといったようなものがなくてはならないということです。

あたたかく見守る

あたたかく見守るとは、あまりプライベートまで入り込まないというのもあたたかく見守るというひとつですし、困った時には手を差し伸べるというのもあたたかく見守るということです。

入居者と大家さんとが程よい関係性を築き上げられることが、賃貸業にとっての大家の役割であって、そのような関係性ができれば賃貸経営はうまくいくと思います。

なぜなら、大家さんが建物や入居者に愛情を深く持って接していれば、それがそのアパートの顔にもなりますし、そのことによってそのアパートに適した入居者が集まってくるからです。

つまり、アパート経営には大家さんの考えや理念が反映していなければならないのです。

その理念に賛同して集まってくる入居者は、アパートにとっては上客であるし、そのような人たちが沢山できばトラブルなども防ぐことができるのです。

アパートの品格というべき顔は、大家さんのアパート経営に対する考え方です。
だから、大家さんの一番の大事な役割は、大家さんみずからの人間力にあるような気がします。

公開日:2018年3月13日

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