相続対策、そしてまた相続対策|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

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不動産賃貸業はわが家の経済的基盤 -首都圏近郊農家による賃貸経営の相続税対策-

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

相続対策、そしてまた相続対策

 さて、父は、昭和の終わり頃に、父の母親(私から見たら「祖母」――この祖母が明治生まれで、私の記憶のないうちに、両親から私を取り上げ(?)、私にしつけを叩き込んだ)の相続対策に、底地を所有していた、駅に極近の土地に、大きな借り入れをしてRC4階建ての賃貸マンションを建設しました。そこから、わが家の不動産賃貸が始まったわけです。

 祖母は、マンション入居開始から約5年後に死亡しましたので、相続対策としては教科書通りの大成功でした。

 父は負債付きでこの物件を相続し、賃貸業を継続しましたが、約3年前に、資産保有型会社にこの物件を現物出資しています。この会社は、来たるべき父の資産の相続のために、推定相続人である私が代表取締役となり3年前の暮れに設立したものです。
 

「相続」はケーススタディー

 その間、諸々の事情で、父も私も給与所得者としての身分を捨て、現在は、2人とも不動産賃貸をなりわい(生業)として生かされています。わが家の経済基盤は、完全に不動産賃貸業になってしまったわけです。この仕事が今のところ安定して成り立っているので、わが家が生活していけるわけで、誠にありがたいことです。まさに、ご先祖様に感謝です。
 
 わが家は、地主系大家という区分だそうですが、意識したことはありません。ただ、今現在、親子とも先祖伝来の土地を含めて不動産賃貸で収入を得ているので、そのいきさつや、いわゆる大家さんになってしまったからには、絶対に負けない大家であり続けるために工夫していることを披歴することは、ご同業の方のご参考になるかもしれません。
 
 これから数回にわたり、このコラムを通じて発信させていただく内容は、すべて事実に基づく記録です。不動産賃貸を、「事業」などとは思ってもいなかった私が、たった4年の間に何を知ってしまったかを、なるべくシンプルにお伝えしようと思います。
 
 みなさんにも、きっとできることだと思います。次回のご来訪をお待ちしています!

公開日:2016年7月15日

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