金融機関の優良顧客になる ~大家やるなら、これ気をつけなはれぇ! その8|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

×
←不動産賃貸経営博士
>
>
>
金融機関の優良顧客になる ~大家やるなら、これ気をつけなはれぇ! その8

金融機関の優良顧客になる ~大家やるなら、これ気をつけなはれぇ! その8

いいね・コインとは?
気になった数
シェア
ツイート
LINEで送る

大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

第8回 金融機関の優良顧客になる
 不動産賃貸経営をしているかぎり、金融機関とご縁のない方はありますまい。
 では、みなさん、金融機関とどんなお付き合いをされていますか?
 まさか、「記帳にしか行ったことない」とか「借入の交渉もお任せで、『ここに』と言われたところにハンコ押しただけ..」などという方はおいでになりませんでしょうが。

金融機関の好きなもの

 金融機関とご縁がある限り、ぜひお付き合いのある支店の優良顧客リストに載るようにおつとめください。「優良顧客リスト」といっても、そんなものを見せてもらったこともありませんし、実在するかどうかもわかりません。でも、担当者や支店長は、絶対にそれに相当する情報をしっかり把握しているはずです。
 まぁ、いわゆる「ブラックリスト」のウラ版でしょう。(あぁ、オモテ版か...)
 
「私は絶対『優良顧客!』。だって、金融機関に行くと、いつもみんなニコニコ親切にしてくれるから..。」と思われている方、残念ながら、それは大きな勘違いです。
 
「金融機関」がいちばん大好きな顧客、大切にしている顧客は果たして誰でしょう?
 
 そうです! その通り! たくさん借りて、ちゃんと返してくれる人です。
 次に好きなのが、「たくさん預けてくれる人」なのだと思います。お金集めなければ、たくさんの借りたい人×たくさん、に貸せませんし...。
 

金融機関に対しての信用とは?

 「優良顧客」といったら、まず、自分に(渉外)担当者がついているというのは最低条件でしょう。(当家の場合は、渉外担当者の他に行員FPもついてくれています)
 季節のご挨拶はもとより、各種相談、情報提供をレスポンスよく対応してくれたり、大型案件については早い段階から支店長に話をつないでくれたりするのが担当者です。もちろん電話1本で。
 
 優良顧客は、金融機関になにか相談に行っても別扱い。もちろん金利も店頭表示と同じであるわけがない。まさに、別枠の扱いです。これは、金融機関がこちらに興味を持っているかどうかのわかりやすい目印です。
 窓口対応などありえず、しばしばブースか別室に案内されます。また、当家の場合はそれほどしばしばではありませんが、拙宅まで支店長がお越しになることもあります。
 
 というわけで、たとえ口座に残高が少額しかなくても、あなたが優良顧客になれば、例えば飛び込みで融資の依頼に行く人よりも、そりゃぁずいぶん丁寧に話は聞いてもらえますよ。
 ただ、それには絶対条件があります。それは、「借りたお金をちゃんと返し続けている」ということです。(逆だ、逆! これができない人は優良顧客リストに載せてもらえない)
 
 かくいうワタクシ僧俗嫌世、借入の返済だけは遅れたことも、待ってもらったこともこの30年間で一度たりともありません。
(告白すると、うっかりしていて、たしか1回か2回、担当者から、「本日引落日ですが、ちょっと残高が...」とご連絡をいただいたことはあります。単なるうっかりなので、銀行にすっ飛んで行って、reserveの金庫から資金移動し、難を逃れました。)
 
 この単なる「借りたお金はちゃんと返す」という実績が、実は大きな信用となって、預金の残高が切れそうなのに、新案件をもって相談(もちろん、借入のお願い)にいくと、応対してくれるわけです。応対して話をすれば、先方にもこちらの経営力や企画力、基本的な姿勢もよりよくわかります。ですから、先方にはだいじな与信業務になるわけです。とくに、支店長が入って応談してくださる場合は、金融機関側もかなり乗り気なのではないでしょうか。
 
 私は、いくつかの金融機関に個人と法人の口座を開設していますが、今のところ、ほとんどの取引をひとつの銀行でしています。だから、言うならそこがメインバンクですが、それはサブバンクが必要なほどお金がないから...。
 そうなんです、お恥ずかしい話ですが、僧俗嫌世の個人口座も法人口座も、残高を見たら背筋が凍りつきそうな残高です。
 当期などは、毎月中旬に請求書や通帳の入出金履歴と首っ引きで資金繰り(というか、cash outしないために、いつreserveの金庫からcashをまわして、それをいつ返したらよいかを日毎にチェックするという緊迫した状況)をしています。
 
 でも、僧俗嫌世はいちおう優良顧客リストに載せてもらっているらしく、話を聞いてくれるのですよ。(たぶん、無茶な借入をせず、しかも、返済が送れないことと、「それが可能なだけの資産背景がある」と先方が見てくれていることが当家(≒僧俗嫌世)の信用になっているのだと思います)
 

更新日:2018年11月13日 (公開日:2018年8月29日)

いいね・コインとは?
気になった数
シェア
ツイート
LINEで送る

こんな記事も読まれています

こんな記事も読まれています

僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)の記事

賃貸管理の記事

賃貸管理の新着記事

すべての記事

新着!大家さんのお悩み相談

あなたにおすすめの収益物件

大家さん・投資家さんのためのセミナー・勉強会・相談会

特集一覧

[特集]
不動産賃貸経営体験談を大家さんに語ってもらいました
ハワイでセミリタイア 別荘を手に入れる方法
経営者・成功者が語る ~経営者取材対談~

コラム特集

   [PR] ベテラン大家が選ぶ、賃貸管理会社とは?

×

PAGE TOP