地主系大家の家督相続的志向の相続対策 ~生命保険の積み増し、土地の地目の変更、まだまだある相続税対策~|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

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地主系大家の家督相続的志向の相続対策 ~生命保険の積み増し、土地の地目の変更、まだまだある相続税対策~

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

第19回 相続対策第6弾 落穂ひろいもろもろ
 だいぶいろいろと進んできました。でも、ネタはまだまだあります。

生命保険の積み増し

 ご存知の通り、生命保険金には(500万円×相続人数)の控除が認められています。
 また、保険金は受取人固有の財産で、遺言の管理下にありません。ですから、相続発生時には受取人が随時請求し、使用することができます。

 当家では、私以外の推定相続人のなかに、家業について特別な貢献をしたものがあり、状況が許せばその功労に報いてやりたいというのが被相続人の希望でした。
 幸い、相続対策はうまい方向に動いていました。
 ただ、公正証書遺言はすでに作成済みです。公正証書遺言作成時にはこの特別功労分まで盛り込める自信まではなく、その当時の現実に即した配分しかしていませんでした。

 その後の資産変動等の推移で何とか功労分を盛り込めるだろうという状況になりました。しかし、そうかといって、そのスケールや内容からいっても、遺言を書き換えるという手間と費用をかけるほどのことでもありません。

 そこで、先ほどの「遺言の管理下にない」ということを逆手にとって、その「功労に報いてやりたい推定相続人」が100%の受取人となる「一時払い生命保険」に加入することにしました。

 このことについては、他の推定相続人も納得するでしょう。また、事前の計算で、これを追加しても遺留分減殺請求がなされるような事態にならないことを確認したのは言うまでもありません。(ただ、これにより生命保険控除額の限度をオーバーしました)
 

公開日:2017年12月18日

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