入居者管理の責任|新井 惠

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マナー違反があった場合の対応、入居者管理の責任~賃貸管理の仕事は人と人とのつながりを大事にします~

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不動産管理 新井 惠

ビルメンテナンス業から賃貸住宅管理にかかわらせていただいています。不動産管理のなかでも違った視点から、賃貸経営について書かせていただきたいと思います。

入居者管理の責任

管理会社の仕事は、入居者が快適に暮らせるように見守り、ここに住んで良かったと思ってもらえるようにお世話をすることが役目であると思っています。

したがって、マナー違反があった場合は、他の入居者のためにも出て行ってもらうか、共同生活をしているという常識を教えなければならないのです。

​しかし、ほとんどの入居者は羽目を外すことがあっても注意すれば直してくれるので、トラブルになる前に素早い対応をすることが管理会社としての責任でもあるのです。

夏になると今の時期、ベランダの窓を開けている家が多くあります。
部屋の中での話し声なども夜の静かな時に、近隣に響くことがあります。

私どもが管理する学生マンションは東京の郊外にありますが、近年では畑などが住宅地に転用されて、都心に比べると密集はしていなくても、まわりが静かであるのでかえって話す声が響くのです。

入居者同士の騒音トラブルは当事者に注意すればいいのですが、近隣からのクレームとなると菓子折りの一つを持って謝りに行かなければなりません。

自分が学生だったらと思うと、友達を呼んで夜遅くまで話したい気持ちは分かるのですが、管理会社としては、ルールを守って生活してもらうということを注意しなければならないのです。

バーベキューで和気あいあい

しかし、あまり束縛ばかりしても可哀そうなので、一年に一回、近隣住民とともにバーベキューを敷地の駐車場で行うことにしました。


どうして、バーベキューをしようと考えたかというと、最初は入居者同士のトラブルが原因です。
夜、友達が来てゲームをして騒いだり、テレビの音が大きかったりと、それが、入居者同士のいざこざのもとになったからです。

そこで、私どもはすぐに防音シートをクレームが出た部屋の床と壁に貼る工事をしました。

しかし、リフォーム工事だけですべての音をシャットアウトできないことから、入居者には夜は騒がないようにと注意したのですが、生活音まで騒音といえるかどうかということになったのです。

どうして生活音が騒音と感じるかといえば、入居者同士が相手のことを知らないからという結論になったのです。
相手のことが分かれば、生活音に関しては理解できるのではないかと考えたのです。


それがバーベキューを始めるきっかけだったのですが、今年も含めて10年間続いています。

友達が来て騒がしいと注意することがあっても、トラブルになるようなことで入居者が退去するということを防ぐことはできたと思っています。
 

公開日:2017年7月8日

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