賃貸管理のあるべき姿~プライバシーを尊重?アパートに住む人間模様~|新井 惠

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賃貸管理のあるべき姿~プライバシーを尊重?アパートに住む人間模様~

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不動産管理 新井 惠

ビルメンテナンス業から賃貸住宅管理にかかわらせていただいています。不動産管理のなかでも違った視点から、賃貸経営について書かせていただきたいと思います。

賃貸経営において、プライバシーが重宝されて、干渉されないということがどんなに楽なことかということで、賃貸アパートもプライバシーの保護を目的に建てられるようになりました。隣の人は何する人かわからないことが楽だったのかもしれないのですが、共同住宅における社会の姿としてそれが究極の目的になるかというと疑問に感じてしまいます。

アパートに住む人間模様

NHKの朝の連続テレビ小説の「ひよっこ」が佳境に入ってきています。
今月で終わるのですが、毎朝この番組を見ていて、人と人とのつながりや、それぞれには人生模様があるということを面白く見させてもらっています。

主人公のみね子が住むアパートあかね荘には大家さんで富さんという人がいます。
管理人室に座って、入居者である人々と関わりながらみんなを見守っています。


大家は親も同然、店子は子も同然という言葉が江戸時代に使われていました。
ここでいう大家は、長屋の管理人さんみたいな人で、オーナーさんではなかったということですが、大家は入居者の世話人ということだったのだと思います。

つまり、管理人さんは、アパートの住人の人間関係の調整役だったのかもしれません。

賃貸管理はアパートの管理人

日本は前回の東京オリンピック以降、急速な高度成長を遂げました。

それにより、人間の尊厳や自立などといったことにおいて、プライバシーが重宝され個人情報などが尊重され、アパートなどにおいても隣に住む人は何する人的な近所付き合いが希薄な世の中になりました。

干渉されない自由さなどあったのでしょうが、それにより、孤独死などといって、何ヶ月も亡くなったまま部屋の中で気がつかれないでいるといった社会現象にもなってきたのです。

そのような社会において、テレビ小説の「ひよっこ」にみる管理人さんのような、大家さんが近くに住んでいて入居者の世話をするといったことができないことから、管理会社がその役を担うということになったのですが、管理会社は契約上のことをするといったことで、入居者のプライバシーまで深入りしないということがとられています。

しかし、わが社においては賃貸管理業は、管理人さんのような入居者のためにサービス業として世話をするといったものであるべきだと思っています。

当然、入居者のプライバシーまで土足で入り込まないというルールがあり、守秘義務も守らなければならないということはわかっているのですが、事務的な契約だけを履行するだけではなく、みんなが楽しく集えるような共同生活のあり方を手助けするのが賃貸管理会社であると思っています。
 

公開日:2017年9月6日

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