高齢者の入居需要に対するリスクマネージメント|新井 惠

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高齢者は簡単には民間アパートに入居することができない?高齢社会においての賃貸管理におけるリスクマネージメント

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不動産管理 新井 惠

ビルメンテナンス業から賃貸住宅管理にかかわらせていただいています。不動産管理のなかでも違った視点から、賃貸経営について書かせていただきたいと思います。

高齢者の入居需要に対するリスクマネージメント

空室を抱えている大家さんが、高齢者の入居需要があるのに、これを拒む手はないと思います。

もちろん、高齢者が住むためのリスクを回避するために、保証会社や見守りサービスなどの高齢者の入居のためのリスクマネージメントといった準備をしっかりと行った上で、高齢者の受け入れをすることが選択肢の一つになると思っています。

これからの時代、高齢者の入居を拒否するのは、満室経営を放棄するのと同じようなことになるとさえ思うのです。

そのためには、リスクが顕在化した時のために対応策を練り、現場でその可能性を頭に描いて被害を最小限に防ぐようにすることで、高齢者の賃貸マーケットは需要が見込めるのではないかと思います。

賃貸管理会社としての取り組み

最初から高齢者に部屋を貸さないことで、リスクを避けようとして満室経営を拒むのであれば、それは仕方ないことだと思うのですが、高齢者に貸してもリスクが伴わないような仕組み作りを考えたほうが満室経営をするための積極的経営につながるのではないかと思います。

そこで、賃貸管理会社としてできることは、管理会社が大家さんから転貸借の契約を結び、高齢者にある一定の条件を守ってもらうことで貸すことをしたいと考えます。


その条件は、安否確認として24時間の見守りサービスや電話相談。
医療機関との連携や、介護が必要になった時には役所との連携におけるサポート。

このようなことを踏まえたうえで、家賃支払いのアドバイスや、万が一に入居者が亡くなった時は、葬儀の実施を行い大家さんに負担をかけないようにすることと、残された家財道具などの片付けや処分などを行うことまでします。

このようなことをすることで、高齢者に住みやすい賃貸住宅の環境を整えることは、満室にならない賃貸物件も満室経営をすることができるのではないかと考えます。

わが社としては、賃貸管理を通して、困っている高齢者や大家さんの不安を取り除きながら賃貸経営の橋渡しができないかと考えています。

公開日:2017年8月28日

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