地主系大家の家督相続的志向の相続対策 先祖伝来の不動産は絶対に手放さない!!|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

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地主系大家の家督相続的志向の相続対策 先祖伝来の不動産は絶対に手放さない!!

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

第6回 相続についての座学
 「よし!やるぞ!!」と決めても、何の情報もないのでは対策もとれません。世の中にふたつとして同じ相続はありませんが、たいせつなところや「ここを間違ったばっかりに...」という例は共通性が感じられます。
 相続は、自分で「試しにやってみる」ということはできません。でも、「ほんとにやってみた」先輩のみなさんが貴重な体験をOUTPUTしてくれています。
 無駄にするのは、否、知らずにいるのはもったいなさ過ぎます。

やってはいけない!

 ヤル気は出ましたが、知識がありません。というか、正確には、「不確か」です。
 
 前回書いたコンサルの話を聞く前に「対策だ!」と思ってやっていたことがあります。
 
 ジャーン! 暦年贈与です。

 年間110万円が贈与税の非課税枠だから、110万円ずつ贈与しておけば税金負担なしに資産が移転できる! という、素人知識の浅ましさ。被相続人の3人の孫名義の口座を作って、そこに毎年暮れになると110万円ずつ振り込んで、資金の流れの明らかな証拠づくりも忘れずにやってました。

税法上、税額0円となる贈与税の申告は不必要です。(暦年贈与の場合)
 
 ただ、贈与契約書はありません。
 また、孫は未成年ですから、通帳と印鑑の管理は孫の保護者である「ワタシ」。しかも、孫は法定相続人じゃぁないからもし見つかってもOK!と一人合点して数年やってました。

 もちろん、小学生以下であった子どもたちにそんな大金の話などするわけはありません。
 当時は、大きくなったら学資にでもするかぁ...と思ってました。
 
 この話を読んで、一瞬で「何ぃい、全然ダメじゃーん!!!!」と思わなかった方は、この当時のボク程度の知識しかないということです。勉強しましょう。しかも、チョー急いで!
 
 これは、紛れもない「名義預金」です。贈与の基本的要件を満たしていませんから。
 相続財産に算入されるべき財産を別の場所に保管しておいただけと認定され、相続税計算の際には持ち戻されます。

振り込んだっていう証拠まで自分たちで作ってあるですから、すぐにばれます。

 強引に、「これは贈与だ。贈与税の時効前の分は対象にならないだろう」と言い張ろうとしても、租税回避行為という悪意を持って財産の移動をしたと認定されることは明らかなので、この場合には贈与税の時効はありません。全部持ってかれますので、お覚悟を。
 
 という具合に、私も正確な知識はないも同然だったのです。
 今考えると、「おー、怖っ! 冷や汗もんだねっ!」って感じです。

 なんでこんな状態で長い時間を過ごしてしまったかというと、おそらく他人の言うことを断片的に、自分に都合よく聞いているだけだったからでしょう。
 

更新日:2018年9月21日 (公開日:2017年9月26日)

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