特別縁故者がすべき財産の具体的な承継手続とは?|エジソン法律事務所 大達 一賢

×
←不動産賃貸経営博士
不動産賃貸経営博士 > コラム >相続 税金 > (終)第6回 財産分与を受けた特別縁故者の税金はどうなる?普通の相続との違いと名義変更や不動産登記など

(終)第6回 財産分与を受けた特別縁故者の税金はどうなる?普通の相続との違いと名義変更や不動産登記など

シェア
ツイート
LINEで送る

弁護士 エジソン法律事務所 大達 一賢

相続や不動産案件、離婚、交通事故等個人の方から企業法務も含め、幅広い案件を専門家としての知識と経験を生かして取り扱っています。依頼者目線で正当かつ最大限の利益を実現すべく、慎重かつ柔軟に考え、日々業務に取り組んでいます。

特別縁故者がすべき財産の具体的な承継手続とは?

特別縁故者がすべき具体的な手続は、基本的には一般の相続とあまり変わりません。
預貯金等の口座名義変更の場合には、
 
①民法958条の3審判書の正本
②被相続人の戸籍謄本(除籍謄本)
③銀行所定の死亡届出書
④特別縁故者の住民票

 
が原則として必要になると考えられますが、各金融機関によって多少の違いがあり得ますので、事前に金融機関にお問い合わせされることをお勧めします。
 
また、不動産等の登記手続の場合には、
 
①民法958条の3の審判書正本
②固定資産課税台帳登録事項証明書
③特別縁故者の住民票

 
が原則として必要になると考えられます。
この場合、特別縁故者が登記権利者となります。

亡くなった方の財産を一体として捉えて相続財産法人というのは、本コラムの第1回で述べたため、読者の方々ならもう常識かと思いますが、その相続財産法人が登記義務者となります。
不動産等の登記手続の中でも、特別縁故者への財産分与は複雑なものとなりますので、司法書士等の専門家へ依頼した方が良いでしょう。

Xさんのその後、そして・・・

本件のXさんの場合には、Aさんの自宅の登記について、大達弁護士から紹介をされたT司法書士にお会いをして依頼をし、無事移転登記を終えました。
Aさんの銀行口座の名義に関しては、仕事も寝るのも起きるのも早い大達弁護士が銀行とやりとりをして、すぐさまXさん名義に変更されました。
 
Xさんは、無事Aさん名義の自宅をご自身の名義に変更し、1年間はAさんのためにその家に日々通ってお水やお花をあげたのち、新たにアパートを建てることにしました。
Xさんにとっては初めての試みですが、アパート建設に向け、Xさんが気を付けなければいけないことは何でしょうか。
次のシリーズがあれば、そんなお話もできるかもしれません。
 

次ページ

公開日:2016年6月28日

シェア
ツイート
LINEで送る

こんな記事も読まれています

こんな記事も読まれています

エジソン法律事務所 大達 一賢の記事

相続 税金の記事

相続 税金の新着記事

すべての記事

新着記事

新着!大家さんのお悩み相談

あなたにおすすめの収益物件

大家さん・投資家さんのためのセミナー・勉強会・相談会

特集一覧





[特集]
不動産賃貸経営体験談を大家さんに語ってもらいました
ハワイでセミリタイア 別荘を手に入れる方法
経営者・成功者が語る ~経営者取材対談~
大家さんが注意すべき設備故障の対処法について設備メーカーが解説!

認知症対策として注目されている『家族信託』の仕組みとは?

サラリーマン大家さんの確定申告!アパート経営者なら知っておくべき白色申告と青色申告の違いって?

実質0円で家賃管理!家賃の集金管理、家賃保証・孤独死保険、入居者募集の3つのサービスでオーナー様の賃貸経営の悩みを解決する『家主ダイレクト』

コラム特集

   [PR] ベテラン大家が選ぶ、賃貸管理会社とは?

PAGE TOP