差別化戦略|新井 惠

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賃貸経営とランチェスター戦略 差別化を図るために、ITで、入居者に住みやすい暮らしを提供する

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不動産管理 新井 惠

ビルメンテナンス業から賃貸住宅管理にかかわらせていただいています。不動産管理のなかでも違った視点から、賃貸経営について書かせていただきたいと思います。

差別化戦略

私どもが賃貸物件を管理しているところは大学が集中してあることから、いろいろな企業がワンルームマンションを建てたり、個人投資家の人も、学生が多くいることからワンルームマンションであれば収益が上がると考えています。

しかし、みんなが同じことを考えて同じようなことに参入すれば競争が始まり、強いものが勝つということになります。
ここでいう強いものとは新築であったり、駅近といったような利便性なのです。

学校から離れていたり、利便性が悪く、古い物件であったならいくら賃料を安くしても入居者からはそっぽを向かれてしまいます。
それが競争の原理なのですが、不便で他より劣っていても、そこに住みたいと思ってもらえるようなことを提供するのが差別化戦略にほかありません。

差別化戦略とは、自社の賃貸物件が他の物件と比較して何か特色となる売りがあるということで、そこの地域に必要とされるものは何か、競合の中で一歩抜け出すには何が必要かなどといったことを提供することが差別化戦略になるのです。

顧客維持と見込み客

差別化戦略は自分の所有賃貸物件が同じような競合他者と比較して、何か特色のあるものでアピールできることが顧客維持になるのです。

つまり、入居したいと思ってもらえるような特色を考えなければ、ただ賃貸物件を所有しているだけでは見込み客を引きつけることはできません。

特色を生かし入居者にアピールするものがなければ、賃貸経営は需要と供給のバランスが崩れた今では、満室経営を維持させることは難しくなってきたのです。

そこで、インターネット無料とか家具家電付きといったようなことを差別化戦略として考えるのですが、それらは他でも真似をしようとすれば出来てしまうことから真の差別化にはならないのです。


これからの差別化戦略は、入居者がここに住んで良かったを実感してもらうためにはどうすればいいかを考えることが、顧客満足になり入居者サービスといった一歩先を行くものになるのではないかと考えます。

公開日:2018年2月7日

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