「無謀な思いつき」は所詮無謀に過ぎない|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

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地主系大家の家督相続的志向の相続対策 管理?サブリース?資産保有?法人化による3つの相続の乗り切り方

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

「無謀な思いつき」は所詮無謀に過ぎない

 で、かなりしばらくあれやこれや思案した後、
    「いちばん重いものを法人に移したらどうなる?」
と、ごく単純に考えたのです。いちばん重いものとは....、そう「土地」しかも「収益物件」です。
 でも、そこが素人の技術力のなさというか知恵の足りないところで、「全部移したらどうなるか?」と考えたのです。つまり、「法人を作って、収益物件を全部買い取らせたら、ほとんど財産は残らないから相続税を払う必要がなくなるのではないか?」と思ったのです。我ながら、すごい思いつきだと思いましたよ、その瞬間はね。
 
 しかし、その数秒後に、「なぁ~んだ、やっぱりダメじゃぁーん!」となったのです。
 
 だって、法人作るって言ったって、資本金どうすんだ? 資本金はとにかくとして、買取原資どうするよ? あ~、銀行借り入れかぁ。......なぁんだよ、こんなに借りなきゃ買い取れないんじゃぁ、返済ができないじゃんかよーーー!!!
 
 あ~あ、やっぱりだめかー。
 
 という、ひとつの脳みそのなかでのぐるぐる回しの思考があったのです。
 やっぱり無理なんだ、と思いました。
 
 

諦めが悪いのは、もしかしてよいこと?

 でも、幸か不幸か私は諦めが悪い。とくに、この頃は、絶対にダメだという証拠を突きつけられて、息の根を止められるまであきらめない癖がつき出した頃だったのです。

 カッコよすぎでしょー! と思われる方がほとんどでしょうね。その通りだと思います。

 でもねー、これ通らなかったら、当家は死んでしまうんですよ。ホントに無理にでも通したい気持ちがはちきれんばかりですよ。

 そんな心境になったとき、何と「神のお告げ」が来たんです(笑)。

 「そうだ!『餅屋』だ! 『餅屋』にこれ何とかなんないか聞いてみよう!」

 で、「実は、これこれで...」とメインバンクに連絡したところ、ほどなく、いつもくる当家の渉外担当行員と、名刺に「しーえふぴーふぁいなんしゃるぷらんなー」という注意書きがしてある行員が、ふたりで一緒に当家に現れたのでした。

 続きは次回に。

公開日:2017年11月7日

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