地主系大家の家督相続的志向の相続対策 「逆縁」になることで、「資産」の移転は変化するのか?|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

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地主系大家の家督相続的志向の相続対策 「逆縁」になることで、「資産」の移転は変化するのか?

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

第24回(相続対策付録その2)
もしも順番がかわってしまったら...
 何度も書きましたが、ここまで書き進めたのは、当家でいちばん資産を持ち、かつ、高齢者である父が被相続人になったことを勝手に想像して準備したことの数々です。
 しかし、人間生身ですから、いつ何が起こるかわかりません。
 しかも、ここに披歴した数々の対策は、私以外の家族に噛んで含めるように言い聞かせることもしていません。
 もし、順番がかわってしまったら結構な騒ぎとなることでしょう。
 

「父」から誰かへの相続は必ずあるから無駄ではないが

 今まで「相続対策」と名のつくものをたくさん調べ、当家にとって有益と思われるものを実行し、積み上げてきました。その結果、支払い見込相続税額を大きく圧縮することが可能となりました。
 試算ではありますが、2006年当時の無策時代の予想支払相続税額(無策なので、法定相続となった場合を想定)約1億2,000万円だったのに対し、2018年初には60%以上圧縮され、約4,200万円程度になるはずです。
 ここまでだけだと単なる「自慢話」です。(あっ、「単なる」以上でしょうか?)
 
 ただ、この一連の相続対策には、大きな前提があり、その前提が崩れてしまうと大誤算になる可能性があります。
 私が4年ほどかけて取り組んだのは、当家でいちばん所有財産評価の高い被相続人(=父)についてのものです。すべては、いちばん高齢である父が「順番どおり」にいちばん先にあの世からお迎えが来る、という前提のもとに進められています。
 
 しかし、それは私の勝手な「想定」であって、現実にそうなる保証はどこにもありません。   
 何せ、両親とも大きな病気もせず、まだまだ毎日元気に暮らしていますので。他家の方には失礼ですが、世間の同年齢の方々に比べると、見た目からしてまったく若く、相続発生の気配など微塵もありません。
 
 ただ、父はちょうど2年ほど前に、急に我慢できないような激しい腹痛を訴え、私が病院に連れて行ったところ、「切りましょう、今日のうちに。いいですね」との診断を受け、緊急手術と短期間の入院をしたことがあります。

 このときは、一瞬、「来たかぁーー。....まだ、対策終わってないけど。しょうがねぇな、『運』だ、こりゃぁ」と思いました。
 しかし、退院後はいたって元気で、病理の結果も異状なく、経過観察も不要で現在に至っています。
 

更新日:2018年9月16日 (公開日:2018年1月29日)

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