地主系大家の家督相続的志向の相続対策 2次相続を踏まえた、向こう20年間の財産運営のプラン|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

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地主系大家の家督相続的志向の相続対策 2次相続を踏まえた、向こう20年間の財産運営のプラン

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

第25回(相続対策付録その3)
 ひと区切りついた。今度は次の代に向けてを考える。
 というわけで、父の相続対策については、やっとひと区切りついた感じがしています。しかし、この対策を考えながら、自分のなかでだんだん頭をもたげ始めてきたのが、「これって、次、どうすればいいんだろうか?」という疑問です。
 つまり、資産を引き継いだ後のその運営と、さらにそのあと発生する自分の相続についてに関わることです。

及ばざるは過ぎたるに勝れり(徳川家康の処世訓)

 平成25年の暮れに設立した資産管理会社「株式会社OHI」の株式のすべてを、被相続人から私と私の配偶者らが承継することができた時点で、一連の相続対策は90%以上終了したといってよいでしょう。(平成30年初、完了)

 相続対策という意味では、考えればまだまだ出てきそうですが、もうスケールの大きなものの積み残しがあるとは思えません。いちおう、税理士にチェックしてもらうつもりですが、もうこのくらいやれば十分でしょう。無理をしてこれ以上探し出すと、やり過ぎで墓穴を掘ることになるような気がします。

 僧俗嫌世のモットーは、「食っていければそれで満足。でも絶対に負けない大家」ですから、いい塩梅のところだと思います。

今さらながらですが、「相続」とは?

 さて、今さらながらですが、「相続」とは何でしょうか?

 私なりの回答は、「親から子、子から孫へと、長い時間をかけて『いえ』をつないでいくこと」です。だから、父や私のように本家筋としてその順番が当たったものは、みな「中継ぎ」なのです。

 では、30年、50年、100年、200年という長いオーダーで考えたとき、「いえ」は同じようにつないでいけるのでしょうか?

 ちょうど私が当たった時代は、当家では「不動産賃貸」が強みになる時代でした。
 しかし、「空き家法」の施行で騒ぎはもう始まっているように、住宅は全国レベルでは余っていることは衆知の事実です。当家はどちらかというと有利な方だと思いますが、それでも、「不動産賃貸および関連事業」で未来永劫生き続けて行けるとはゆめゆめ思えません。

 また、相続をするたびに、財産分与と納税や必要経費の支払いで、ご先祖様から伝えられた財産は目減りしていきます。

 自分が親にしてもらったことを、自分の子どもに同じようにしてやろうと思ったら、目減りした分は自分自身の才覚で稼ぎ足さなければなりません。しかも、現有の事業である不動産賃貸業が不調にならないように目端を効かせながら…。

 親から自分の代への資産の移転が成功しないようでは話になりませんが、成功してもすぐにその頭を切り替えて、その次の相続にどう臨むかを考えなければならないのです。

公開日:2018年2月3日

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