向こう20年間の財産運営のプラン|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

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地主系大家の家督相続的志向の相続対策 2次相続を踏まえた、向こう20年間の財産運営のプラン

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

向こう20年間の財産運営のプラン

 ちなみに、私がまだあと20年間元気でいるとしたら、おそらく次の指針によって財産運営をするでしょう。

(1)不安はあっても「不動産賃貸」は、あと20年くらいは当家の収益の中心であるだろうから、この収益をなるべく落とさないようにする。(建物の老朽化対策を忘れてはならないが、基本的に、物件を増やして資産形成を加速させようという気持ちはない)
(2)今回来る相続のために意図的に負債を作っているが、相続発生後は、整理するべき負債はなるべく早く整理し、しばらくの間は、手許現金等、流動性の高い資産を蓄えるように舵を切る。(次回の相続時の納税と分与を少しでも楽にするため)
(3)現在の当家の収益構造は、不動産賃貸業が突出しているが、この山を高くすることを目標にするのは危険である。1事業で大きな収益を挙げられなくとも、小さな収益の山をいくつも作る。しかも、リスクヘッジのため業種に偏りを持たせないようにする。(昨年は売電事業の追加(ソーラーシェアリング)と大型コインランドリーFCへの参加を加えた。)
(4)「法人」の体は取っているものの、当家の事業規模は「個人事業」の域を出ない。分を弁え、もし1人になってしまったときでも収益が落ちることがないようなしくみをつくる。と同時に、いささか生意気ではあるが当家の家族をひとつの経済グループとみて、自然人である「家族本人」と家族が操作・支配できる「法人」を上手に使いこなして、グループからなるべく財産がムダに流出することのないようにするということも工夫の余地がある。(もちろん分を弁えた上での話ですが。)
(5)いまのところ、当家に「特殊技術」といえるべきものはない。であれば、今後ウォッチすべきなのは、どんな世の中になっても最後まで残るはずの「衣・食・住」およびその援助や負担軽減になる事業であろう。なおかつ、最悪の場合、家族だけでもやっていける事業を探し出しておき、折を見て投資していくチャンスを探る。
(6)ポートフォリオ上、資産の一部をインカムゲイン主眼で、有価証券投資に投入するときが来るだろう。
 
と、まぁこんな感じで私はお迎えを待ちましょう。
 

公開日:2018年2月3日

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