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「勘定合ってゼニ足らず」の恐怖 ~大家やるなら、これ気をつけなはれぇ! その7

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

いい気になっては足元をすくわれます

 ただ、これは真面目に経営していた場合。

 ありそうなのは、「これも費用になる。これも費用になる。これも……」といって、不要不急のものまで買って経費にした場合。利益は当然減ってしまうし、同時に返済用の現金預金も減ることになります。これで、借入金が返せない。

 もっと安易なのは、通帳におカネが残っているので気が大きくなって、事業とは関係ないおカネを使ってしまう。(これは経理上、「事業主貸」となり、資産を減らす項目です)
 当然、借入金は返せない。
 でも、経理上は、「黒字」「儲かってる」ということになる。

 言うまでもなく、「黒字」ということは、「(所得税または法人税が)課税されます!」

 なんと、これも「費用」になりません!

「えっ? ウチ儲かってるけど『赤字』だよ!」というひと 

 そうそう、これが逆で、「現金預金はかろうじて残っているが、赤字!」だと、天と地の差なんです。

 だって、「赤字」だったら課税されませんし、翌年に繰り越せますからね。

 でも、特殊な事情もなく「赤字」が続くようだと、これはこれで事業として失敗ですから、早晩、難しい状態になるでしょうけれど...。

 ただ、すべて計算ずくで、きわどく「赤字」にしながら、事業を継続している(もちろん意図的に)方がいるのも確かです。
 でも、これは「生きるか死ぬか」の危険が伴いますので、経験と知識が十分にない方はこんなことに挑戦しない方が御身のためかと...。

 ちゃんと「借入金」を返し、税金を納められるように計数管理してください。

 通帳の残高を見て喜んでいるうちは、まだまだですよ!

公開日:2018年7月16日

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