うまく仕事ができないヤツに、わざわざまた仕事を出すか?|僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

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税理士は、自分のやりたいことを相談に行く人 ~大家やるならこれ気をつけなはれぇ! その11

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大家 僧俗嫌世(そうぞく・いやよ)

首都圏近郊の農家が、必要に迫られて不動産賃貸を始めたのが約27年前。 現在は、次期相続に備え、法人化して一部の物件を法人所有としました。 「生活できればそれで十分だが、絶対に負けない大家」であり続けたいと 思っています。

うまく仕事ができないヤツに、わざわざまた仕事を出すか?

 なぜ、こうしたことが起こるのでしょうか?

 それは、多くの人が「税金のことは複雑で難しいから、間違いのないように専門家にお任せするのがいちばんいい」と思いこんでいるからではないかと思います。

 そう思いこんでいても、「なんでこんなに...」といいながら納税をし、税理士報酬を払う。
 税理士報酬を払っていることを悪く言っているのではないのです。
 税務申告事務は税理士の専任業務ですから、それに対する報酬を支払うのは当たり前です。
 問題なのは、その税理士が報酬に見合う仕事をしているかを吟味していない人が多いということです。

「ある仕事を外注したら、とんでもなく出来の悪いものになってしまった」

 身内でもなかったら、この業者にはふつうは二度と仕事を出さないですよね。
 これ、当たり前でしょう。
 税理士の仕事ぶりや腕前も同じようにチェックの対象だと、私は思っています。

 税務は確かに複雑だし、難しい。毎年税制改正があるから知識のメンテナンスが困難でもあります。だから、税理士という職業があるわけですが...。

複雑難解なことを、わかりやすく説明してくれるか?

 自分にはよくわからない仕事をしている人の仕事ぶりを、どうチェックしたらよいでしょうか?

 私が思うに、税理士の仕事ぶりをチェックすることは、実は、そう難しくはありません。
 質問してみればいいんです。
 なかには、専門用語を振りかざして答える税理士もいるかもしれません。
 そこで気おされて、よくわからないのに「あぁーーー、そうなんですかぁ。すいません、つまらないこと聞いて...」と言ってはいけないのです。

「ちょっと待ってくれ。ぼくに分かるように説明してほしいと言ってるんだ」ともうひと押しするわけです。それでもどうしてもわかるように説明できない税理士だったとしたら、ハズレの人ですから、他を当たった方がいいでしょう。
 
「自分はこんな事業をこんなふうにしたいんだけど、税務的に見て気になるところある?」
「相続対策のアイディア考えたんだけど、これってセーフ? アウト?」

と、質問してくる人に対して、税理士はいろいろと相談に乗ってくれます。運が良ければ、「そうしたいんだったら、こうやった方がもっと負担が減ります」とか、新しい知識を教えてもらえます。
 
 税理士はわからないことを相談するためにいるのであって、お金を払ってお任せすれば何でもこちらの思い通りにやってくれる人では(必ずしも)ありません。
 

公開日:2018年10月4日

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