老朽化による立ち退きの手順とそのポイントとは?また老朽化の程度が朽廃である場合の明渡し費用はどうなる?【勉強しよう!】-不動産賃貸経営博士-

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老朽化による立ち退きの手順とそのポイントとは?また老朽化の程度が朽廃である場合の明渡し費用はどうなる?【勉強しよう!】
勉強しよう

老朽化による立退きの手順とポイントは?

  築45年の木造アパートの入居者と建て替えによる立退き交渉をしていますが応じてくれません。
 現在、床が抜けそうな状態ですが、入居者は普通に生活しています。もし、床が抜けて怪我した場合は大家の責任になるでしょうか?
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 大家さんたちの一番の悩みの種は、賃借人が明け渡しに応じてくれないことです。

 旧法によるも、現在の借地借家法によるも、賃借人の居住権は厚く保護されており、大家さんが明け渡しを求めるには、「正当な事由」がないといけないことになっています。

 ただ、建物が老朽化して、立て直さなければ危険な状態であることは、明け渡しを正当化する事由になり得るとされています。

 しかし、一口に「老朽化」といっても、程度は様々です。本当にぼろぼろになっていて、ほとんど居住の用をなさない「朽廃(きゅうはい)」というような状態であれば、明け渡し費用も不要であるという判断も出ています。

 要するに、老朽化の程度が足りない分は、明け渡し費用で補っていくというように考えていけばいいと思います。

 具体的には、まず、事情を説明して賃借人の理解を求め、応じていただけないのであれば、裁判所に建物の明け渡し請求を起こしていかないとなりません。

 その中で、老朽化の実態を専門家に判断してもらうことになります。ただ、こういった手続きは、専門的であり、時間もかかります。決断を早めにして、早期に専門家の指示を仰いでいくことが必要だと思います。

弁護士法人DREAM
弁護士 松江 仁美
東京都千代田区神田錦町2-1-5 マストライフ神田錦町 204
TEL 03-5577-2844/FAX 03-3525-8089
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