台風直撃で床下浸水!/入居者を想って始めたサービスで…|大家さんの懺悔室-不動産賃貸経営博士-

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台風直撃で床下浸水!/入居者を想って始めたサービスで…|大家さんの懺悔室
大家さんの懺悔室

「失敗と対処」大家さんの懺悔室
台風直撃で所有物件が床下浸水!
入居者を想ってのリフォームが…

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大家さんの懺悔室

大家デビューに浮かれていたのは

大家業初日に台風直撃!所有物件で床下浸水が起きて…
(千葉県/ S.Y オーナー)

大家業初日に台風直撃!所有物件で床下浸水が起きて…

『大家業スタートの日に台風直撃!?』

はじめて購入した賃貸物件に入居が決まり、ついに入居者が引っ越してくる日がやってきました。あいにくその日は台風が上陸し、関東は大雨に見舞われました。
けれど大家業初日を迎えて上機嫌だった私は気にも留めず、賃貸契約書を結び自宅へ帰ろうと電車に乗ったときのこと。

ふいに不動産会社から電話がかかってきました。なんだろうと思いながら電話に出ると「すみません、今物件が大変なことになってるんです!」と慌てた様子。「どうしたんですか?」と尋ねると「床下浸水が起きています!」と返され、すぐさま物件の元へ向かいました。

たどり着いた先でまず目に入ったのは、ぼこんと浮いたキッチンにある床下収納の蓋でした。入居者もこのぷかぷかと浮いた蓋を見て管理会社に連絡したそうです。床の点検口を開けると、見事に水が溜まってしまった状態でした。幸い床上までは来ていなかったので、日が経つと水が引き、さほど大きな問題はありませんでした。

『消毒を済ませて一安心…じゃなかった!』

床下浸水が起きた場合、消毒と防カビの薬を散布することが一般的です。しかし当時はあまり知識が無かったため、単純な消毒だけ行ないました。

案の定、後日入居者から「カビがひどい!」と不動産会社経由で連絡が入りました。 押入れの床下から白いカビが上がってきているらしく、急いで業者を呼び、消毒・防カビに加え、湿気を好むシロアリが出てこないように防虫対策も行いました。

業者に調べてもらうと、やはり床下浸水が原因。はじめから防カビまでやっておけば費用もそんなにかさむことなく、入居者にも迷惑がかからなかったはず…。入居者にはすぐにお会いして直接謝罪しました。大家業をはじめたばかりの私にとっては、記念すべき最初の入居者です。まさかいち早くトラブルに巻き込んでしまうとは思いもしませんでした。

今思い返せば、消毒を行なったときに「まぁ、こんなものかな」と思っていた自分がいたと思います。きちんと専門業者に確認して、正しいアドバイスをもらうべきでした。

あの雨の日の床下収納の蓋に負けず劣らず、大家業をスタートしたばかりの私の心もぷかぷか浮いていたんだと思います。大家をはじめて初日から『どんなときも慢心せず、細かいところまで確認を怠らないこと』と釘を刺された分、もう同じ過ちは繰り返しません!

「こんなものかな」という慢心はトラブルの元!
専門家に確認しましょう
「こんなものかな」という慢心はトラブルの元!専門家に確認しましょう

入居者を想って始めたサービスで…

喜んでいただくはずが少し残念な結果になりました(神奈川県/ S.K オーナー)

入居者を想って始めたサービスで…

『入居者の喜ぶ顔が見たくて』

私が所有する物件では、リフォーム前に内見していただいています。
そこで部屋によっては「この部屋はまだリフォーム前なので、好きな壁紙を選んでいただければそちらに貼り替えますよ」とカスタマイズ賃貸に近いサービスを行なうことがあります。

リフォームするために45日程お時間をいただくことになりますが、多くの内見者は「いいんですか?」と嬉しそうに答え、入居を決めて好きな壁紙を選ばれます。

今見ている部屋がよりキレイになること、自分で選んだ壁紙が貼られることに期待して、引っ越しの日を楽しみにしてくれます。そんな姿に私も嬉しくなり、またこのサービスを提案してみようと意気込んでいました。

『あれ…?色が違う!』

ある日訪れた内見者にも同じように説明すると大変喜ばれ、さっそく「この色にしたい!」とご要望をいただき、すぐに業者に伝えました。

しばらく経ったある日のこと。無事にリフォームが終わり、3日後には入居者が引っ越してくるとなったとき、壁紙の色を貼り間違えていたことが判明!

色が大きく異なるわけではなく、若干色が違うかな?という程度でしたが、入居者が嬉しそうに「この色でお願いします!」と言っていたときのことを思い出すと罪悪感で胸いっぱいに…。慌てて現状報告と謝罪のご連絡を入れました。

『受け取ってもらうまでが“サービス”』

結果として、入居者が怒ることはありませんでした。
快く「大丈夫ですよ」と答えてくれましたが、こちらへ「あのとき好きなものを選ばせてくれたから」という遠慮があったと思います。

「大家として良いことをしている」と自分に驕っていたところも多少あったのでしょう。好きなものを選んでもらったことに満足して、最終的な確認を怠ってしまったのかもしれません。入居者が願った形で渡すことが出来なければ「サービス」ではありません。
もう間違えることがないよう、入居者のための「サービス」であることを心に留めていきます。

相手の願う形を提供できて「サービス」になる!
借主の立場になって配慮を怠らない


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